「さらしあん」と「こしあん」の違いとは?分かりやすく解釈

「さらしあん」と「こしあん」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「さらしあん」「こしあん」の違いを分かりやすく説明していきます。

「さらしあん」とは?

「さらしあん」とは、後述する「こしあん」を作成する過程で出来るもので、小豆を茹でたものを、すり潰して裏ごしします。

さらに小豆の皮を取り除き、水を加えて上澄みを捨ててアクを取り除き、水を切って乾燥させ、粉末状にしたものが「さらしあん」になります。

「さらしあん」は無加糖なので甘くありません。

この「さらしあん」に自分の好みの甘さに調節する事で「こしあん」になります。

しかし、加糖する過程で甘さの調整が難しいため初めから甘さが調節されている「こしあん」を選択する人が多くなっています。


「こしあん」とは?

「こしあん」とは、上述した「さらしあん」に水と砂糖、塩を加え練り上げる事で「こしあん」になります。

一般的に甘さが調整されている「こしあん」が販売されていますが、自分の好みで甘さを調整したい場合「さらしあん」から作る場合もあります。

この場合、甘さの調整が難しいので、不安な方はスーパーなどで販売されている「こしあん」を購入した方がよいでしょう。

「こしあん」は作成する過程で、小豆の皮を取り除いて粒は裏ごしして潰しているため、非常に滑らかできめ細かい舌触りを楽しめます。


「さらしあん」と「こしあん」の違い

「さらしあん」は、「こしあん」を作る過程で出来るものであり、加糖されていないので甘さを感じません。

人によって好みが別れる餡子ですが、この「さらしあん」にお好みで砂糖を加えて練り上げたものが「こしあん」になります。

通常、スーパーなどで売っている物はこの「こしあん」で、甘さが調整されたものが販売されています。

「さらしあん」に加糖する量を調整する事で、低糖の「こしあん」を作ったり、好みの味に仕上げる事が可能です。

まとめ

非情に滑らかで繊細な舌触りが特徴的な「こしあん」ですが、砂糖などの甘みを加える前の段階の事を「さらしあん」と呼ぶという事が分かりました。

「さらしあん」は、乾燥させて粉末にしたものなので、見た目も「こしあん」とは違うものになります。

自分で小豆を茹でて裏ごしや乾燥などの作業をして「さらしあん」を作り、そこから好みの量の砂糖で甘さを調節して「こしあん」を作る事も可能ですが、中々ハードルが高い作業かもしれません。

いずれにしても、「こしあん」の絶妙な甘さと、滑らかな舌触りは、一度食べたら忘れない味と言ってよいのではないでしょうか。