この記事では、「ミートソース」と「ナポリタン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミートソース」とは?
ひき肉とトマトケチャップなどで作ったソースの一種です。
「ミート」というように、ひき肉を必ず使います。
ソースの味はトマトがベースとなっており、これには日本ではトマトピューレやケチャップを使用します。
ウスターソースや砂糖などを加え、甘みを強くすることもあります。
スープのようにさらさらとはしておらず、汁気は少なめですが、完全に汁気をなくしてしまうのではなありません。
このソースは、パスタに使われることが多いです。
その他に、ドリア、グラタン、ラザニアなどの料理にも活用されています。
「ナポリタン」とは?
スパゲティの一種です。
ゆでたスパゲティにトマトケチャップで味付けをした、日本で誕生した食べものです。
「ナポリ」とはいいますが、イタリア発祥ではありません。
ピーマン、タマネギ、ウインナーなどの具材を炒め、ケチャップで味付けをし、これにスパゲティを加えて混ぜ合わせます。
ケチャップはスパゲティに絡まり、汁気はありません。
肉はウインナーを使うことが一般的で、ひき肉のような細かくなっているものを使うことは少ないです。
スパゲティの一種であり、ソースではないので、他の料理に活用することはありません。
「ミートソース」と「ナポリタン」の違い
「ミートソース」と「ナポリタン」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はソースで、スパゲティに絡めて食べる他、グラタンやラザニアなどにも使われます。
後者はソースではありません。
スパゲティとウインナーやピーマンなどの具材、トマトケチャップで調理をした食べものです。
使用している肉にも違いがあり、前者はひき肉を使い、後者はウインナーを使うことが一般的です。
まとめ
トマトケチャップを使用している点が似ていますが、一方はソース、もう一方はスパゲティの一種で、それぞれ異なるものです。