この記事では、「クロームシルバー」と「クロームメッキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クロームシルバー」とは?
クロムという金属の名が由来で金属感のある白っぽい銀色という意味がクロームと言う言葉にはありますが、クロームシルバーは金属感があり、より銀色に近い色ということになります。
光沢はありますが、鏡面のような仕上げにすることは不可能です。
自動車などのメーター周りなど内装のポイント仕上げに使われるケースがありますが、クロームメッキよりも低価格なものとして扱われます。
プラモデル塗料などにもクロムシルバーと言う色があり意味自体は同じです。
クロムシルバー塗装での仕上げは部分的に塗装したり、別の色で塗るということも可能ですが、需要が少ないのも事実です。
「クロームメッキ」とは?
クロムという金属を使用してメッキ処理したものとなっており、部品単位で光沢、鏡面のある銀色になっており、自動車の外装としては非常にポピュラーかつ高級感を出すことができるものとなっており、自動車のドアハンドルや窓のモール、フロントグリルに施されるケースもあります。
塗装よりも高級という立ち位置になっています。
ダーククロームメッキという暗めの色もありますが鏡面であることにはかわりません。
部品単位でメッキ処理するため、二色にするという場合ふたつの部品を使うことになります。
メッキ処理の部品は金色などにすることも可能ではあります。
「クロームシルバー」と「クロームメッキ」の違い
「クロームシルバー」と「クロームメッキ」の違いを、分かりやすく解説します。
「クロームシルバー」は塗装処理、「クロームメッキ」はメッキ処理となっており、ふたつを比べるとクロームシルバーは鏡面になることはなく、クロームメッキは鏡面になります、クロームシルバーの方が安価な処理として使われます。
まとめ
「クロームシルバー」と「クロームメッキ」は塗装とメッキ処理の違いで、クロームシルバー塗装の方が剥がれやすいという欠点もあります。