この記事では、「封書」【ふうしょ】と「手紙」【てがみ】の違いを分かりやすく説明していきます。
「封書」とは?意味
「手紙」の一種となるのが「封書」【ふうしょ】であり、便せんに自分が書きたいことを書き、封ができるものに入れるものを「封書」【ふうしょ】と言います。
「封書」には郵便番号と住所、氏名が消えないように書き、それから紙を入れる部分に糊を塗って貼り付けるわけです。
その後、重量によって送料が決まり、切手を貼り付けて郵便ポストに投函すれば送りたい相手に届くわけです。
大きさには複数あり、手紙を入れて送る縦長タイプのもの、A4サイズの書類を折らずにそのままの状態で入れて送れるものなどが揃います。
「手紙」とは?意味
自分の手で気持ちを込めて封書に文章を書いて相手に出すのが「手紙」【てがみ】です。
挨拶から始まり、自分がどのような気持ちでいるか書いて相手に伝えたり、遠く離れた場所に住む友人へ近況を知ってもらう、過去の話を添えて思い出を共有するために書いて送るなど自分が書きたいことを伝えるために送ります。
葉書では、宛名を書く下に文章が書ける空間があるものと、相手の宛先と送り主の住所や名前を書く空欄がある2タイプになります。
裏返した部分には家族や風景、ペットなどの写真を貼ったり、絵を描ける部分があり、楽しく個性的なものに送れるわけです。
「封書」と「手紙」の違い
封筒を用いたもので、四角い形状の袋であるのが「封書」になり、主に、封筒の中には手紙が入れられる状態になっています。
封が閉じられて郵送するときに使うものとして、企業から個人まで多くの人に使われているものです。
もう一方の「手紙」は、自分が書きたいことを心込めて書いた紙を相手に差し出します。
多くの便せんはノートサイズが一般的であり、横か縦に文章を書くのは自由に選択できます。
平安時代にはすでに押し花を添えたり、香りを付けるなどして相手を楽しませることがありました。
まとめ
どちらも文章を書いて相手に送るものを指すものではありますが、便せんか、それを郵送するために必要な封筒であるかという違いがあると覚えておくといいでしょう。