「ウーマン」と「レディ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ウーマン」と「レディ」の違い生活・教育

この記事では、「ウーマン」「レディ」の違いについて紹介します。

ウーマンとは?

ウーマンは、女性を表す言葉の一つです。

英語の「woman」をそのまま日本語読みした言葉になります。

成人した女性のことを指しており、「女」とか「婦人」と訳すこともあります。

ウーマンは成人した女性に使うものなので、子どもには使用しません。

女の子の場合、「ガール(girl)」を使用します。

ただし、ウーマンとガールの境界線ははっきりしていません。

何歳から何歳までをウーマンと呼ぶかなど明確な定義があるわけではないからです。

大体17歳~18歳ぐらいまでをガールと呼び、それよりも年齢が上がるとウーマンと呼ぶことが多いです。

英語では、10代後半の若い女性のことを「young woman」と言ったりもします。

「woman」の語源は、「wifman」という古い言葉にあります。

現代語にすると「wife man」です。

「wife」は妻を表す言葉として知られていますが、元々は女性のことを指していました。

「man」は男性を表す言葉ですが、人間や人といった意味もあります。

つまり「wife man」は、女の人という意味になります。

それが「woman」に変化したのです。

「woman」「wo」の部分が女性を表しています。

ウーマンを使った言葉には、キャリアウーマンがあります。

キャリアウーマンとは、職業を持ち第一線で活躍している女性のことをいいます。


レディとは?

レディは女性を表す言葉ですが、貴婦人や淑女といった意味もあります。

社会的な地位が高かったり、気品や教養がある女性を表す言葉でした。

イギリスでは、貴族の夫人や令嬢に対する敬称としても使われています。

レディは英語の「lady」をそのまま日本語読みしたものです。

「レディー」「レイディ」と表記することもあり、英語の発音に近いのは「レイディ」です。

現在は貴婦人という意味ではなく、ただ女性を表す言葉として使われることが多いです。

レディを使った言葉としてよく知られているのは、ファーストレディです。

ファーストレディはアメリカ合衆国の大統領夫人を指す言葉でしたが、アメリカ以外の国でも使われるようになりました。

国家元首の夫人や首相夫人をファーストレディと呼ぶことが多くなっています。


ウーマンとレディの違い

ウーマンもレディも女性を表す言葉ですが、ウーマンの方がよく使われています。

レディには貴婦人や淑女という意味があり、古風な表現といえます。

レディには品のある洗練された女性という意味が含まれています。

尊敬している気持ちが感じられる言葉になります。

ウーマンは成人している大人の女性全般に使われています。

まとめ

ウーマンにもレディにも女性という意味がありますが、レディには貴婦人や淑女といった意味もあります。

気品や教養があるというニュアンスが含まれています。

使われることが多いのは、ウーマンの方です。