この記事では、「アルシコルネ」と「ビフルカツム」の違いについて紹介します。
アルシコルネとは?
アルシコルネは、シダ植物の一種であるビカクシダ属に属する植物です。
観葉植物なので、通販サイトなどで購入することができます。
ビカクシダの「ビカク」は、鹿の角のことを表しています。
鹿の角のような葉を持っており、コウモリランと呼ばれることもあります。
葉がコウモリの羽のようにも見えるからです。
ビカクシダ属は熱帯地域に生息する植物で、アルシコルネはマダガスカルが原産です。
貯水葉は丸くなっており、端に切れ込みはありません。
冬は5℃以下になると株が傷んでしまいます。
そのため5℃以上の環境で管理する必要があります。
ビフルカツムとは?
ビフルカツムもビカクシダ属に属する植物です。
見た目はアルシコルネに非常に良く似ています。
太平洋諸島やオーストラリアが原産といわれています。
ビカクシダ属の観葉植物の中では、最もポピュラーな品種です。
小さめの品種なので、室内でも育てやすいと人気があります。
そのため流通量も多く、手頃な値段で購入することができます。
環境適応性があり、暑さや寒さにも強いの特徴です。
ただし、熱帯植物なので、5℃を下回らないように管理する必要があります。
日当たりの良い場所を好みますが、日差しが強すぎるのはよくありません。
ビフルカツムは比較的育てやすいので、国内でも栽培が行われています。
アルシコルネとビフルカツムの違い
アルシコルネもビフルカツムもビカクシダ属に属する観葉植物で、熱帯植物らしいエキゾチックな雰囲気が漂います。
見た目はよく似ていますが、アルシコルネは貯水葉が丸くて端に切れ込みがありません。
胞子葉もビフルカツムに比べると細めです。
まとめ
アルシコルネとビフルカツムの違いは、貯水葉と胞子葉にあります。
貯水葉が丸く端に切れ込みがないのがアルシコルネになります。
それから胞子葉は、アルシコルネの方がビフルカツムよりも細いです。