この記事では、「パンジー」と「ビオラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パンジー」とは?
スミレ科スミレ属の一年草の一種です。
10月下旬ごろから5月中旬ごろにかけて花を咲かせます。
花を長く咲かせる性質があり、緑が少なくなる冬の花壇に彩りを添えてくれます。
比較的栽培は簡単で初心者でも育てやすいです。
栽培に適した場所は、日当たりがよく、風通しがよい場所です。
水はけがよい土壌を好むので、硬い土の場合は堆肥などを入れて土を整えておきます。
鉢植えの場合、園芸用の土を使って育ててもよいです。
水やりは、鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりと与え、庭植えの場合はそれほど必要ありません。
たっぷりと与えるというのは、鉢の底から水が出るほど与えるということです。
鉢の底から出るほど水を与えると、鉢内部の空気を入れ替えることができます。
植物の根も空気を必要としているので、鉢植えではときどき空気を入れ替えてあげることが、よい状態で生育するために大切です。
10月ごろになるとポット苗が出回ります。
葉がしなびていない元気なものを選ぶようにします。
タネで育てることもできます。
花がらを放置していればタネができるのでそれを採取し、土にまきます。
しかし、タネを植えても親と同じ花は咲かせません。
さまざまな品種が作られており、イエローブロッチインプ、ローズブロッチ、クリアライトブルー、クリアパープルなどがあります。
花の色は、黄、ピンク、白、紫などさまざまです。
「パンジー」の言葉の使い方
スミレ科スミレ属の一年草の一種を指して使用する言葉です。
さまざまな品種があり、特に大輪のものをいいます。
「ビオラ」とは?
スミレ科スミレ属の一年草の一種です。
特に小輪で株立ちするものをいいます。
花を咲かせるのは10月下旬ごろから5月中旬ごろです。
花を見かけることが少なくなる冬に、花壇に明るさを与えてくれます。
栽培は比較的簡単で初心者でも育てることができます。
植え付けに適した場所は、日当たりがよく、風通しがよい場所です。
水やりは、鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりと与え、庭植えの場合はそれほど必要ありません。
与え過ぎないように気をつけます。
水をやりすぎると根腐れの原因になります。
10月ごろになるとポット苗が出回ります。
タネで栽培することも可能で、花がらをそのままにしてタネを実らせ、収穫をします。
さまざまな品種が作られており、ピュアホワイト、クリアライトブルー、アステカ、オーシャンブルーなどがあります。
花の色は黄、ピンク、青、白などさまざまです。
「ビオラ」の言葉の使い方
スミレ科スミレ属の一年草の一種を指して使用する言葉です。
特に小輪のものをいいます。
「パンジー」と「ビオラ」の違い
大輪のものを前者、小輪で株立ちするものを後者の名で呼んでいます。
しかし、交雑されて区別がつきにくくなっています。
まとめ
2つのものは花の大きさが違います。