この記事では、「ストレリチア」と「オーガスタ」の違いを分かりやすく説明します。
ストレリチアとは?
ストレリチアとはゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属に属する植物で、観葉植物として人気があります。
ストレリチアは南アフリカが原産の熱帯植物で、ストレリチア・レギナエという品種が代表的です。
鮮やかなオレンジ色の萼と青い色の花弁からなる花を咲かせます。
そのため切り花としても用いられています。
根が太く乾燥に強い植物で、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
また、ストレリチア・ユンケルといった品種もあります。
オーガスタとは?
オーガスタもゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属に属する植物で、ストレリチアの一種になります。
日本ではオーガスタという名前で流通していますが、本来はストレリチア・ニコライという名前です。
ニコライの名前の由来は、皇帝ニコライ一世といわれています。
ルリゴクラクチョウカと呼ばれることもあります。
マダガスカルと南アフリカに自生している熱帯植物で、葉はバナナに似ていてトロピカルな雰囲気があります。
萼が白色の花を咲かせることから、天国の白い鳥と呼ばれたりもします。
ストレリチアとオーガスタの違い
オーガスタはストレリチアの一種で、ストレリチア・ニコライという品種になります。
単にストレリチアというと、ストレリチア・レギナエを指すことが多いです。
ストレリチア・レギナエは鮮やかなオレンジ色の萼が特徴ですが、オーガスタは白い萼が特徴です。
また、葉にも違いがあり、ストレリチアはすらりとした葉です。
それに対してオーガスタは、バナナに似た大きな葉をしています。
まとめ
オーガスタはストレリチアの一種です。
ストレリチアというとストレリチア・レギナエという品種を指すことが多く、花はオレンジ色をしています。
オーガスタは花は白色で、バナナのような葉をしているのが特徴です。
