「アシナガバチ」と「スズメバチ」の違いとは?分かりやすく解釈

「アシナガバチ」と「スズメバチ」の違い動物・植物・昆虫

この記事では、「アシナガバチ」「スズメバチ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アシナガバチ」とは?

「アシナガバチ」とは、スズメバチ科アシナガバチ亜科に属しているハチの総称です。

1000種類以上が属していて、日本では3属12種類の「アシナガバチ」が生息しています。

細身で小型の体形の種類が多く、巣を刺激したりしない限りは「スズメバチ」のような攻撃的な種類ではありません。

幼虫のエサには蝶や蛾の幼虫を捕まえて?み砕き、肉団子のような形状にして巣に持ち帰って与えるという習性があります。

「アシナガバチ」の巣は、樹皮の靭皮繊維を素材としている場合が多く、それに唾液を混入する事で非常に強い巣を作ります。

巣は10㎝~30㎝程度の大きさで、乾燥している影や木の幹に巣を作ります。

「アシナガバチ」の針にも毒性がありますが、「スズメバチ」の毒よりは弱く、毒によって死んでしまう例は稀ですが、アナフィラキシーショックによる死亡例は確認されているので注意する必要があります。


「スズメバチ」とは?

「スズメバチ」とは、スズメバチ亜科に属するものの総称で、日本には3属16種類が生息しています。

ハチの中でも大型で凶暴、攻撃性が高く、人間などの自分より大型の動物に対して、躊躇なく集団で襲い掛かります。

この一連の攻撃性は巣を守るためのものであり、ほとんどの場合は巣がある事を知らずに近づいてしまった事が原因です。

「スズメバチ」は巣を形成するにあたり、非常に強力な社会性を発達させます。

「スズメバチ」の巣は、枯れ木を材料として、唾液を加えて固めたもので、丸みを帯びた立派な巣を民家の屋根などで見かけることがあります。

「スズメバチ」の毒は非常に強力で、攻撃性も高いので極めて危険です。

集団で襲うこともあり、巣に知らずに近づいた人が集団で襲われ、何か所も刺されて亡くなったという恐ろしいニュースも耳にします。

ちなみに、毒針を持っているのは雌だけです。


「アシナガバチ」と「スズメバチ」の違い

「アシナガバチ」「スズメバチ」の違いは、その攻撃性です。

同じスズメバチ科に属するハチのため、見た目は細身で似ていますが、「アシナガバチ」は巣を直接触ったり、ハチに触れてしまったりしない限り、基本的におとなしい性質です。

一方「スズメバチ」は、社会性を形成し集団で行動するので、巣に近づいただけで数十匹の「スズメバチ」が襲ってくる可能性があるため、極めて危険です。

まとめ

「アシナガバチ」「スズメバチ」は見た目は似ていますが、「スズメバチ」には他の種類には見られない強い攻撃性と凶暴性がある危険なハチです。

刺された場合はすぐに応急処置を施す必要があり、場合によっては命にかかわります。

重要な事は「巣を見つけたら絶対に近づかない」という事を肝に銘じておきましょう。