この記事では、「プラム」と「梅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「プラム」とは?
「プラム」とは、バラ科サクラ属、またはスモモ属のスモモ亜属の総称を言います。
「ウメ」、「スモモ」、「アンズ」などが属しています。
また、「プラム」は英語で「plum」と表記します。
「梅」とは?
「梅(ウメ)」とは、バラ科サクラ属に分類されている落葉小高木や高木のことを指しています。
「梅」の英語表記には「Japanese apricot」、「Chinese plum」、「Japanese plum」などが挙げられます。
「梅」の原産は中国で、日本には弥生時代に渡来したとも言われています。
「梅」の開花時期は、2月から3月頃で、5弁花で白、ピンク、赤色の花が咲きます。
5月から7月頃に丸い実がなり、熟すと黄色くなります。
「梅」は観賞用の他、果実は梅酒や梅干しなどの食用、そして薬用に利用されています。
さらに、二十四節気、七十二候では、6月16日から6月20日頃ね「芒種 末候」で、「梅子黄(うめのみきばむ)」として「梅」が登場しています。
また、6月6日は「梅の日」になっています。
6月は梅仕事をする時期でもあります。
「プラム」と「梅」の違い
「プラム」と「梅」の違いを、分かりやすく解説します。
「プラム」はバラ科サクラ属やスモモ属のスモモ亜属に属している樹木や果実の総称を意味しています。
一方、「梅」はバラ科サクラ属に分類されている落葉小高木や高木の一種のことを表しています。
そのため、「プラム」にはさまざまな種類があり、「梅」は「プラム」の一種になります。
「プラム」と「梅」にはこのような違いがあります。
まとめ
ちなみに、「スモモ(李・酸桃)」は英語で「Chinese plum」、「Japanese plum」と表記します。
「スモモ」は「日本スモモ」と「西洋スモモ」があります。
「プラム」と「梅」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。