この記事では、「コーカサスオオカブト」と「アトラスオオカブト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コーカサスオオカブト」とは?
アジア最大のカブトムシで、かつてはオオカブトムシと呼ばれることもありました。
オスの3本の角が外見的な特徴となっています。
小さいものでも60mm、大きいものでは130mmもの体長を持っています。
色は全身黒褐色で、独特の金属的の光沢があります。
スマトラ島などのジャングルに生息している虫ではありますが、夏場で25度から20度あたりが生息可能な温度とされているため、生育には注意が必要な虫と言えます。
「アトラスオオカブト」とは?
東南アジアに生息する大型のカブトムシですが、コーカサスオオカブトよりは小さく、亜種を含めても50mmから110mm程度の大きさになっています。
生育に必要な温度は夏場で22度から28度程度とされており、日本の環境ではコーカサスオオカブトよりは飼いやすい虫と言えるでしょう。
身体には独特の光沢があり、茶色からグリーンあたりに見える光沢となっています。
比較的幼虫の期間が短いことも特徴と言えます。
「コーカサスオオカブト」と「アトラスオオカブト」の違い
「コーカサスオオカブト」と「アトラスオオカブト」の違いを、分かりやすく解説します。
「コーカサスオオカブト」と「アトラスオオカブト」は3本角を持った大きなカブトムシという特徴は共通していますが、コーカサスオオカブトのほうがサイズが大きくなることが基本と言えます。
身体に光沢があり、コーカサスオオカブトはグリーン系の光沢、アトラスオオカブトは茶色系の光沢になっています。
生育地域がことなりコーカサスオオカブトは夏場で20度から25度までの範囲で生育させるべきなのに対して、アトラスオオカブトは22度から28度まであたり、30度以下であればいいともされています。
まとめ
「コーカサスオオカブト」と「アトラスオオカブト」はともに大きなカブトムシですが、コーカサスオオカブトのほうがより大きい反面温度管理がシビアで、幼虫の期間が長いなど飼育がより難しくなっています。