この記事では、「液タブ」と「ペンタブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「液タブ」とは?
パソコンやスマートフォンに対してイラストを書くための機器で、液晶の上にスタイラスペンというペン型の記具でイラストを描き、液晶の上で描画したイラストを確認することができます。
液タブは40000円程度からのスタートでプロユースのものになると20万円程度のものも存在しており、20インチを超す大画面で描画できるものもあります。
解像度の高さがポイントとなっている部分があり、サイズと解像度は商品選択の軸になる部分と言えます。
大画面のものは机に設置して使うことが前提となっています。
タブレットPCやスマートフォンで代替ということも出来なくはありませんが、サイズ的なメリットなどが液タブにはあり一時しのぎ的なものと考えたほうが良いでしょう。
「ペンタブ」とは?
液晶タブレット、ペンタブレットの総称で、板タブと呼ばれる液晶の付いていない描画用タブレットも含まれています。
メーカーによっては板タプのことをペンタブレットと呼ぶところもあります。
板タブは低価格で軽く持ち運びがしやすい点がメリットですが、描画はPCな画面で確認することになります。
ペンタブレットはスタイラスペンの筆圧感知や傾き感知能力で性能に違いがあらわれますが、ある程度価格に比例しており、液晶タブレットの方がスタイラスペンが高性能であると言って問題ないでしょう。
また、サイズ的にも板タブは小さめであるケースが多く、20型を超すようなサイズは液晶タブレットのみとなっています。
板タブ中心にワイヤレスのものも存在しますが、上位機種はHDMI接続でより高精細な描画ができることがポイントとなっています。
「液タブ」と「ペンタブ」の違い
「液タブ」と「ペンタブ」の違いを、分かりやすく解説します。
「液タブ」は液晶画面の上にスタイラスペンで描画するパソコン、スマートフォン用の入力、描画機器で「ペンタブ」は板タブとも呼ばれる液晶がついていない板の上をスタイラスペンで描画するもの、または液タブと板タブを総称するという意味もあります。
そのため、液晶の付いたペンタブという言い方が可能ですが、液晶の付いた板タブとは言いません。
液タブはサイズが大きいものがあり、プロユースも前提としていますが、板タブとも呼ばれるペンタブは低価格で軽量なものが基本で初心者向けの存在とも言えますが、電車の中などでも使える点がメリットとはいえます。
ペンタブはスタイラスペンの性能が肝ということが出来ますが、価格に比例していると言え、上位機種ほど高性能ということはできます。
まとめ
「液タブ」と「ペンタブ」は描画用タブレット機器全般を指してペンタブということもあれば、液晶の付いていない板タブと呼ばれるタブレットを指すこともあり。
液晶の付いている液タブは板タブに比べて基本的に上位機種であるといえます。