この記事では、「モーション」と「エモート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モーション」とは?
「モーション」は、動作のことで、動作自体はどのような動作でもよくあくまで動きだけを指すのがこのワードです。
よって、「モーションセンサー」という機器は、センサーが人間の動きを感知してコンピューター上で全く同じ動きをコンピューターの中で再現するというものになります。
この仕組みを生かすことで、vtuberの方々は、自分の作り出したキャラクターをコンピューター上で動かしてあたかも自分がコンピューターの中で動いているように表現するのです。
「エモート」とは?
「エモート」は、感情を付けた動作のことで、「モーション」により、コンピューター上で動作を付けたキャラクターに対して感情を与えようというのが、「エモート」になります。
感情につきましては、怒りとか悲しみに喜びのようにあらかじめ、こう感じたらこういった表情を出そうと感情をプログラミングしておきプログラミングで感情表現をしようというのが「エモート」です。
簡単に言えば、オンラインゲームで、ボタンを押すとキャラクターが感情を表して周囲に楽しんでいる様子や怒っている様子を指すのが「エモート」だという認識でよいでしょう。
なお、「エモート」は、感情を大げさに表現することで周囲にその様子を知らしめるので、感情を表す動作はかなり大げさです。
「モーション」と「エモート」の違い
両者の違いは、動作だけを指すか、大げさな感情表現の動作を指すかです。
「モーション」は動作だけを指し、表情はどうであるかは差しません。
一方「エモート」は、大げさな感情表現であるため、動作と感情表現がセットになります。
「モーション」の例文
・『モーションセンサーが故障して動作を検知しない』
「エモート」の例文
・『オンラインゲームでエモート機能を駆使して怒りを示す』
まとめ
「モーション」と「エモート」の違いが分かりにくいと感じた場合、オンラインゲームに置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。
「モーション」はあくまでキャラクターを動作させて動かす動きだけを追求したもので、「エモート」はそこに、感情表現を可能とした大げさな感情表現になります。
オンラインゲームでは怒っている様子や悲しんでいる様子をキャラクターが指し示す場合、あえて大げさにすることで感情を相手に伝えようとしますので、大抵のオンラインゲームやゲームの「エモート」機能は大げさに動作するように設定しています。
その大げさな動作を見て怒っているのか悲しんでいるかを判断しますので、動作が大げさではない場合、モニター越しからでは、どのような感情であるかわからないがゆえ大げさにしていると考えればよいでしょう。