ボクシングジムのレッスンコースには「ボクシング」と「ボクササイズ」があります。
この2つは具体的に何が違うのでしょうか。
今回は、「ボクシング」と「ボクササイズ」の違いを解説します。
「ボクシング」とは?
「ボクシング」とは、「グローブをはめた拳による打撃のみで争う格闘技」です。
「ボクシング」の使い方
拳による打撃のみで闘う格闘技の一種で足技や組み技など打撃以外の攻撃は全て禁止され純粋なパンチのみで競う格闘技です。
攻撃可能範囲は相手の上半身前面及び側面のみで下半身や後頭部など背後への攻撃は禁止されています。
世界各国で競技が行われている人気スポーツでありアマチュア競技として五輪の正式種目になっているほか競技団体によるプロの試合も人気です。
世界チャンピオンにもなると数億から数百億円のお金が動くビッグビジネスになるほどの人気スポーツであり、世界トップの人気を誇る格闘技に位置付けられています。
「ボクササイズ」とは?
「ボクササイズ」とは、「ボクシングの動きやトレーニングを取り入れたエクササイズ」です。
「ボクササイズ」の使い方
厳しい減量が必要なボクシングでは効率を徹底的に追求したトレーニングが行われています。
ボクサーとして体を鍛え上げるのに効果的なボクシングのトレーニングの中から一般向けのエクササイズとして改良を加えられ体系化されたものが「ボクササイズ」です。
サンドバッグを使ったパンチトレーニングやステップワークを鍛える縄跳び、上半身を大きく動かすダッキングやスウェーの動作など「ボクシング」独特のトレーニングを取り入れ健康な体作りを目指すエクササイズとして高齢者や女性からも人気を集めています。
「ボクシング」と「ボクササイズ」の違い
拳のみで闘う格闘技が「ボクシング」、ボクサーが行うトレーニングを取り入れたエクササイズが「ボクササイズ」です。
「ボクシング」は選手同士で試合を行い勝敗を決しますが、「ボクササイズ」は体を鍛え健康になることが目的なので試合は行いません。
まとめ
「ボクシング」と「ボクササイズ」のどちらもレッスンしているジムは多いですが目的や内容は全く異なります。
何を目指しているのか目的に合わせて教わる内容を決めましょう。