この記事では、「マクロ経済」と「ミクロ経済」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マクロ経済」とは?
「マクロ経済」とは、お金の動きを大雑把に見て、経済的に景気が良いとか悪いとか大雑把に判断する経済の考え方のことです。
つまり、今現在、景気が良いと判断した場合、なぜ景気が良いのかを考えた際、おおざっぱな理由がわかればそれは「マクロ経済」という考え方になるのです。
代表的な「マクロ経済」という考え方については、今現在景気が良いのは、円高でも商品がなぜか売れるからというような考え方が「マクロ経済」という考え方になります。
「ミクロ経済」とは?
「ミクロ経済」は、お金の動きをものすごく細かく見て景気がなぜよくなっているのかを判断する考え方のことです。
例えば、景気が良い理由について、旅行ブームがあり、特定の旅行に集中して収益が集まっているからお金がすごく儲かっている事業者があるという風に考えるのが「ミクロ経済」です。
「マクロ経済」と「ミクロ経済」の違い
両者の違いは、お金の動きを大雑把に見るか、ものすごく細かく見て経済の判断をするかという違いです。
「マクロ経済」は、主に、世の中の動きを見て儲かっているか損をしているかを見ますが、「ミクロ経済」は、特定ジャンルだけに絞ってなぜ利益を上げているか、損益を出しているかを正確に知ろうという経済のあり方を意味します。
「マクロ経済」の例文
・『マクロ経済学を学んで大雑把に経済のあり方を知った』
「ミクロ経済」の例文
・『ミクロ経済を学ぶことで事細かく損をする会社と得をする会社の分別ができるようになった』
まとめ
「マクロ経済」については、学問としてみた場合、おおざっぱに経済の様子をつかもうという考えです。
一方、「ミクロ経済」は、事細かく見ることで消費者とか企業がどのようにして損や得をするかを考えだす学問になります。
よって、両者の違いを理解すれば、これから、経済がどうなるかを予想する「マクロ経済」を用いて経済を分析したり、今の状況のみに特化して経済を分析可能となります。