この記事では、「マシュマロ」と「ギモーヴ」の違いについて紹介します。
マシュマロとは?
マシュマロはふわふわとした食感が特徴のお菓子で、メレンゲにシロップを加えゼラチンで固めて砂糖をまぶしたものをいいます。
マシュマロの歴史は古く、紀元前のエジプトで誕生したといわれています。
その頃にはアオイ科の植物であるウスベニタチアオイの根から得られるエキスと蜂蜜を混ぜたものでした。
マシュマロという名前は、ウスベニタチアオイの英語名「marsh mallow(マーシュマロウ)」に由来します。
その後、19世紀頃にメレンゲとゼラチンを使ったお菓子に変化しました。
メレンゲは卵白を泡立てたものですが、近年は卵白を使わずコーンスターチ等を使っているものもあります。
そのまま食べることもありますし、焼いて食べたりもします。
ギモーヴとは?
ギモーヴはフランス発祥のお菓子で、ふわっとした食感が魅力です。
マシュマロに似ていますが、フルーツピュレや砂糖、ゼラチンを使って作ります。
フルーツピュレと砂糖を煮詰めてからゼラチンを加え、ミキサーなどでふわふわに泡立てたものを冷やして固めたお菓子です。
使用するフルーツピュレには、イチゴやフランボワーズ、リンゴ、レモン等色々あり、見た目がカラフルでとてもキュートです。
そのためギフトとしても人気があります。
マシュマロとギモーヴの違い
マシュマロにもギモーヴにもゼラチンが使われており、ギモーヴはフランス語でウスベニタチアオイのことを指します。
マシュマロもウスベニタチアオイのことを指すので、語源は同じです。
マシュマロとギモーヴの違いは、卵白を使用しているかどうかにあります。
卵白を使用しているのがマシュマロで、使用していないのがギモーヴです。
ただし、卵白を使わないマシュマロもあります。
それからマシュマロとギモーヴでは、ギモーヴの方が柔らかいです。
まとめ
材料に卵白を使用しているのがマシュマロで、使用していないのがギモーヴです。