この記事では、「カレーうどん」と「カレー南蛮」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カレーうどん」とは?
カレー風味の汁にうどんを加えた食べ物のことです。
この汁には、和風のダシが使用されることが少なくありません。
ご飯と一緒に食べるカレーは、牛や豚など動物性の原料をしたダシを使用することが一般的です。
具材には、肉、長ネギ、ニンジンなどを使用します。
作り方を簡単に説明します。
豚バラ肉を4cmほどに、ニンジンをいちょう切りにします。
鍋に湯を沸かして、豚バラ肉、ニンジン、麺つゆを加熱します。
ここにカレールーを加えて、さらに煮込みます。
水溶き片栗粉を加えて、とろみを出します。
別の鍋に湯を沸かしてうどんを加熱します。
器に汁とうどんを入れたら完成です。
ダシをとるのが面倒な場合は、麺つゆを使うと簡単に作ることができます。
とろみをつけるために片栗粉を使用します。
もともとカレールーには小麦粉が入っており、ややとろみがあるのですが、この料理を作るときには片栗粉を加えます。
カレーをたくさん作りすぎてしまい、あまってしまうことがあります。
あまったカレーを使っても、この食べ物を作ることができます。
残ったカレーに麺つゆを加えて、その汁にうどんを加えれば完成です。
「カレーうどん」の言葉の使い方
カレー味の汁にうどんを加えた料理を指して使用する言葉です。
カレーライスのライスをうどんに変えたものは、この名ではあまり呼びません。
ダシを使って汁にしたものにうどんを加えたものをいいます。
「カレー南蛮」とは?
カレー風味の汁にうどんやそばを加えたもので、長ネギを一緒に煮た食べもののことです。
「南蛮」とは南蛮煮の略で、長ネギと一緒に煮込んだうどんやそばなどのことをいいます。
作り方を簡単に説明します。
豚バラ肉は4cmほどに、長ネギは斜めに薄切りにします。
鍋に湯を沸かし、豚バラ肉、長ネギ、麺つゆを入れて加熱をします。
火が通ってきたらカレールーを入れて煮込みます。
水溶き片栗粉を加えてとろみを出します。
別の鍋に湯を沸かしてうどんをゆでます。
器に汁とうどんを入れ、上に長ネギを散らしたら完成です。
この食べものは長ネギとともに煮る特徴があります。
また、ダシには和風のものを使用することが一般的です。
そして、片栗粉でとろみをつけます。
「カレー南蛮」の言葉の使い方
カレー風味の汁にうどんやそばを加えたもので、長ネギと一緒に煮た食べものを指していいます。
長ネギが入っていないものはこの名で呼びません。
「カレーうどん」と「カレー南蛮」の違い
カレー風味の汁を使っている点が同じです。
この汁の作り方に大きな違いはありません。
2つの違いは具材です。
前者はネギが入っていなくてもこの名で呼ぶことができますが、後者は長ネギと一緒に煮ます。
まとめ
見た目が似ている2つの食べものですが、大きな違いは長ネギと一緒に煮ているかどうかです。