この記事では、「ひまし油」と「ホホバオイル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ひまし油」とは?
「ひまし油」は、植物性の油で、油分が植物になります。
実はオイルや油と言われる物質には、植物と動物性や、蝋というものがあり、「ひまし油」は、植物由来の成分になるため、植物油脂の油です。
なお原材料については、トウゴマの種を使用し、かつこの油は機械用の油です。
実は、「ひまし油」は食用ではなく、どちらかというと下剤扱いの高粘度の油で食用には用いません。
「ホホバオイル」とは?
「ホホバオイル」は、ホホバの種から取れるオイルで、オイルとあるように粘度が高い物質です。
このオイルは一応植物性なのですが、特徴が固まると蝋の様であるため、言わばワックスというものに近いです。
よって食用ではない上、あくまでこのオイルは、化粧水や美容にしか使用できません。
口にした場合、この物質はワックスに相当するため、胎内で吸収できず、これも「ひまし油」と同じで下剤のような扱いを受け、決して調理に使用できるオイルではありません。
「ひまし油」と「ホホバオイル」の違い
両者の違いは、油になる過程で材料が異なり、「ひまし油」は、トウゴマという種になります。
「ホホバオイル」は、ホホバの種が原料なので両者はまず材料が異なります。
そしてそのうえで、美容効果があるのが「ホホバオイル」で機械の潤滑剤としての効果が高いのが「ひまし油」という違いです。
「ひまし油」の例文
・『卵が詰まったインコにひまし油を飲ませる』
「ホホバオイル」の例文
・『美容エステでホホバオイルによるマッサージの施術を受ける』
まとめ
「ひまし油」については、高純度な潤滑剤で、元々は戦争時においては機械の潤滑剤に用いてました。
また、ペットの鳥さんの卵が体内で詰まった場合、取り除くための潤滑剤に使用するのもこの「ひまし油」で、鳥さんの卵が詰まった場合に強制的に体外に排出するためのお薬という役割もあるのです。
「ホホバオイル」については、潤滑剤である点に美容効果が期待できるということから、美容目的で使用するオイルという扱いになり、こちらは体内に取り入れることはNGとなっています。
なぜなら、このオイルは、濃度が濃いワックスという部類になるので体内で吸収できず、腹痛の原因や下痢の原因になるので体内に取り入れるのは不向きです。
「ひまし油」もそうした意味では実は下剤扱いでも使用していたので同じなんですが、ワックスのように濃度が濃すぎて固形にならない点が最大の利点で、機械の潤滑剤に使用されたわけです。
逆に、「ホホバオイル」は、粘度が高すぎる点が問題である程度機械に浸透してほしいという点が問題になり、機械用の油だというイメージではなくなっています。
「ホホバオイル」は、固まりやすい上固まるとワックスになるオイルだと認識し、「ひまし油」は固まらない潤滑剤だと考えてもらえるとわかりやすいでしょう。