この記事では、「ぶりっ子」と「天然」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぶりっ子」とは?
ぶりっ子とは、ぶりっこという読み方をすべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、何らかの振りをするという意味である振りから来ているぶりっの文字に、若い女性やこども等の意味がある子の文字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事からぶりっ子は、主に異性の前で必要以上に女性らしい振る舞いをする女性の事を表すのです。
「ぶりっ子」の使い方
ぶりっ子は、異性に良く見られようと女らしさや無知な自分を見せようとする女性に対して使われる言葉となっています。
ただし異性はともかく同性である女性は、その本性に気付いている場合が多く、単に女性らしさを演じていると分かっていたりするのです。
そのためぶりっ子は同性受けが悪い女性であるケースが、珍しくありません。
逆に言えば異性の前だけ女性らしさを必要以上に強調しようとする女性に対して、このぶりっ子という言葉が使用される事が多いです。
「天然」とは?
天然とは、てんねんという読み方をする言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、生まれつきや自然に備わった事といった意味を持っている天の漢字に、他の語に付ける事により状態を示すという然の漢字を加える事で完成した言葉です。
だからこそ天然は、自然なままである事や本人は意図する事なくとぼけた言動をする様な人を示します。
「天然」の使い方
天然は、他人とは違うずれた言動をしてしまう人に対して用いられる事が多い言葉です。
ただしポイントは本人は意識しないのに、そういったとぼけた行動等を行ってしまう事だったりします。
つまり何も演じていないというのがポイントであり、ありのままにどこか抜けていたり、とぼけた事を言ったりするので、可愛らしく見られる事が多いです。
「ぶりっ子」と「天然」の違い
2つの言葉は文字表記を並べて見比べても、全然違う文字が使用されているばかりか、文字数すらも違っている言葉同士となります。
所がどちらも、人とは少し違う言動をするといった意味を持つので、混同する可能性自体はないとは言えません。
とはいえ使用されている文字が違う事で、表す意味合いにも違いが生まれているのです。
まずぶりっ子は、特に異性の前で本性以上に自分を女性らしかったり可愛らしく見せようと、その様に演じる女性を表す言葉となっています。
一方の天然は、演じるという意図はないのに、他人とは違うズレた言動をしてしまう事やそういった人を示す言葉です。
まとめ
2つの言葉には違う文字が使われているものの、どちらも少し変わった言動をする人に対して用いられる言葉同士となっています。
もっとも使用されている文字が違うので、意味合い自体には明らかな相違点を見出す事が可能です。
ちなみにぶりっ子は、本性以上に自分を可愛いく女性らしく見せようと演じる女性に対し使われる言葉となっています。
対する天然は、演じるといった意識はないのに他人とは違うズレた言動を行ってしまい、それが可愛らしく見える人に対して用いられる言葉です。
