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「我慢」と「妥協」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

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「我慢」と「妥協」の違い生活・教育

この記事では、「我慢」「妥協」の違いを分かりやすく説明していきます。

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「我慢」と「妥協」の違い

「我慢」「妥協」の違いについて紹介します。

「我慢」と「妥協」の使い方の違い

「我慢」「自分がやりたことや欲しい物への強い感情を抑えて耐えること」に使われます。

何かの目的や制約により、自分の欲求を理性でコントロールする様子を言います。

「妥協」「ある問題を解決する為に、自分の理想とする程度を下げたり、相手に譲ったりすること」に使われます。

円満にものごとを解決する為に、100パーセントでなくても良しとすることを言います。

「我慢」と「妥協」の英語表記の違い

「我慢」の英語表記は以下の通りです。

1つ目は「patience」で、「耐える」「我慢強い」という意味があります。

“I have to be patient up to the payday.”
(給料日まで我慢しなくちゃならない)
2つ目は「put up with」で、「不快な状態にある」=「我慢する」というニュアンスです。

“I cannot put up with his bad manner.”
(私は彼の無礼にこれ以上我慢できない)
「妥協」の英語表記は以下の通りです。

1つ目は「compromise」で、「和解」「折衷」「妥協」という意味です。

“It seems no room for compromise.”
(どうやら妥協の余地はなさそうだ)
2つ目は「meet someone halfway」で、「道の半分に合わせる」=「妥協する」というニュアンスです。

“Let’s meet our halfway.”
(お互い妥協しましょう)

「我慢」の意味

「我慢」「がまん」と読み、以下の3つの意味があります。

1つ目は「自分のやりたいことや欲しい物をこらえること」という意味で、目的や制約があって、自分の意思を抑えることを言います。

日常ではこちらの意味で使われることがほとんどです。

2つ目は「我を張ること」という意味で、強情な様子を表す言葉で、小説などの文章に使われることが多くなります。

3つ目は「仏教用語で、自分が一番と思っておごり、他を見下すこと」という意味で、「我が満ちること」=「高慢」である様子のことで、こちらが元の意味になります。

本来は「高慢」という意味でしたが、「自分の意思を貫き通す」=「我慢する」という意味に変化したと言われています。

「我慢」の使い方

「我慢」は、「自分の欲求や感情をぐっとこらえること」に使われます。

名詞・形容動詞として「我慢だ・である」と使われたり、「我慢する・した」「我慢させられる・させられた」と使われたり、「我慢して」と副詞として使われたりします。

「我慢」は、自分の欲しい物ややりたことをひたすらこらえることであり、それができなくなった時には「我慢の限界を超えた」と使われます。

「我慢」を使った例文

・『会社の待遇に我慢ができずに転職を考えている』
・『残業が続いているが、プロジェクトの成果を出すにはここが我慢のしどころだ』
・『腰の痛みを我慢して通勤電車に乗ったが辛い』
・『政府からの自粛要請にこれ以上我慢できないと、人々が街に繰り出した』
・『彼は絶対に酒は飲まないとやせ我慢している』

「我慢」の類語

「忍耐(にんたい)」
「辛いことは苦難などをじっとこらえること」という意味です。

「ブラック企業に5年間も務めたなんて忍耐力がある人だ」などと使われます。

「辛抱(しんぼう)」
「つらいことや苦しいことがあってもこらえ忍ぶこと」という意味です。

「彼は彼女の怒りが収まるまで辛抱してその場で待っていた」などと使われます。

「我慢」の対義語

「奔放(ほんぽう)」「常識やルールにとらわれず、自分の思うままにふるまうこと」という意味です。

「彼女は南国での自由奔放な生活に憧れている」などと使われます。

「妥協」の意味

「妥協」「だきょう」と読みます。

意味は、「対立している者同士が、お互い譲り合って納得できる点を見出し、問題を穏やかに解決すること」です。

ものごとが行き詰った時に、自分の理想とするレベルを下げたり、相手の言い分を受け入れたりして、問題の早期解決を図ることを言います。

「妥」「譲り合う」という意味、「協」「うまく調子を合わせる」という意味、「妥協」「譲り合ってうまく合わせること」になります。

「妥協」の使い方

「妥協」は、「お互い譲り合って納得できる点を見出し、問題をうまく解決すること」に使われます。

「妥協する・した」と使われたり、「妥協して」と副詞として使われたりします。

自分の意思をこらえたり抑えたりするのではなく、自分でも「これ位はいいだろう」と納得できる時に使われます。

基本的に問題や話し合いを早く解決する為の手段であり、自ら要求の程度を下げることには使われません。

「妥協」を使った例文

・『今までこうむってきた損失を考えると、とても妥協する余地はない』
・『安易に妥協すると後悔することになる』
・『金額的に予算が合わずに、妥協して別の商品にした』
・『職人が妥協を許さず細部まで手をかけて作った製品です』
・『妻と家事負担について妥協点を話し合った』

「妥協」の類語

「譲歩(じょうほ)」
「自分の持っている考えを相手に合わせて引き下がること」という意味です。

「あまりに険悪な状態だったので、こちらが譲歩して最終的な合意に至った」などと使われます。

「折り合い(おりあい)」
「お互いに譲り合って意見をまとめること」という意味です。

「値段に関しての折り合いが付いたので契約が成立した」などと使われます。

「妥協」の対義語

「追求(ついきゅう)」「欲しい物が手に入ったり、目的を達成するまで、あらゆる手段を尽くすこと」という意味です。

「分らないことがあったらとことん追求しないと気が済まない性格だ」などと使われます。

まとめ

今回は「我慢」「妥協」について紹介しました。

「我慢」「強い感情を抑えて耐えること」「妥協」「自分の理想とする程度を下げたり、相手に譲ったりすること」と覚えておきましょう。