人気の高い小型犬の「ポメラニアン」と「チワワ」はどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「ポメラニアン」と「チワワ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポメラニアン」とは?
「ポメラニアン」は、ふさふさした被毛とつぶらな瞳を持つ、人気の高い小型犬です。
原産地がドイツのポメラニア地方であったことから、その名前が付けられています。
「ポメラニアン」は、ポメラニア地方で多く飼われていた中型犬のスピッツを品種改良し小型化させたものです。
体高は20cm前後、体重は1. 5~2. 5㎏くらいで、犬種の中でもとても小さな部類に入ります。
「ポメラニアン」はスピッツの血統を引き、厚く豊かな被毛とふさふさした飾り毛のある尾を持ちます。
スピッツは通称「きつね顔」と呼ばれるマズル(口吻)のとがった顔立ちをしていますが、小型化した「ポメラニアン」はスピッツよりマズルが短く、そのような丸顔の個体は「たぬき顔」と呼ばれています。
毛色はオレンジ、クリーム、ブラックなど定番のカラーをはじめ、さまざまなパターンが展開しています。
性格は陽気で活発な、人と過ごすことを好みます。
また、賢いのでしつけを覚えやすい犬種ともえいます。
ただし神経質で縄張り意識が強いため、刺激や環境の変化に過敏に反応しやすく、無駄吠えが多いという欠点も見られます。
「チワワ」とは?
「チワワ」は、犬の中で最も小さい、人気の高い小型犬です。
「チワワ」という名前は、原産地がメキシコのチワワ地方であることに由来しています。
「チワワ」は非常に歴史の古い犬種です。
アステカ文明の頃にはすでにチワワの先祖といわれる「テチチ」が飼育されていました。
その後、メキシコからアメリカに伝来し、「チワワ」と呼ばれて犬種が定着しました。
体高は1. 5?3kg、体高は15?25cm程度と非常にコンパクトな体格です。
住宅事情を気にせず飼いやすいこと、つぶらな瞳が愛らしいことから、人気の高い犬種のランキングでは上位に入り続けています。
また、被毛が短い「スムーズコート」と長い被毛がゴージャスな「ロングコート」があります。
また毛色はクリーム、ホワイト、黒と茶色の「ブラック・タン」などをはじめ、さまざまなパターンが存在しています。
性格は人なつっこくて甘えん坊ですが、他の動物や知らない人には立ち向かうなど勇敢な一面も持ち併せています。
「ポメラニアン」と「チワワ」の違い
「ポメラニアン」と「チワワ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ポメラニアン」と「チワワ」はどちらもペットとして非常に人気の高い小型犬です。
「ポメラニアン」の原産地はドイツのポメラニア地方で、スピッツを先祖に持ちます。
「チワワ」は犬種の中で最も小さいことでおなじみです。
メキシコのチワワ地方が原産地のた「チワワ」と呼ばれるようになりました。
「ポメラニアン」はふさふさした豊かな被毛とたぬきのようなマズルの短い顔が特徴。
「チワワ」は「ポメラニアン」よりもさらに小さく、被毛は短いタイプと長いタイプがいます。
まとめ
「ポメラニアン」と「チワワ」は、どちらもペットとして人気の高い犬種です。
「ポメラニアン」はスピッツを小さくしたような外見で、「チワワ」は小型犬の「ポメラニアン」よりもさらに小さな犬種となります。