「コンテスト」と「グランプリ」の違いとは?分かりやすく解釈

「コンテスト」と「グランプリ」の違い専門用語・業界用語

「コンテスト」「グランプリ」はどこが違うのでしょうか。

今回は、ふたつの違いを解説します。

「コンテスト」とは?

「コンテスト」とは、「特定のテーマについて競い合い順位を決める催し物」 を意味する言葉です。


「コンテスト」の使い方

技術や能力、作品の出来栄えは研究発表の成果などを対象に参加者同士をそれぞれ評価し最終的に順位をつけたり優秀なものに賞を与えたりする催し物を「コンテスト」といいます。

参加者はそれぞれの技術や能力を披露し優劣を競い合いますがコンテストの優劣はスポーツの試合のように直接対決で決するのではなく審査員の判定が優劣を決める方法です。

規模の大きな大会では一般の観客が審査員となり投票で優劣を決めることもあります。

日本語では競技会や品評会と訳されますが必ずしも優劣を決める目的ではなく多くの人に見てもらいたい、知識のある人に審査してもらいたいという目的で参加する人もたくさんいるのが特徴です。


「グランプリ」とは?

「グランプリ」とは、「最も優秀なものを決めるために行われる競技大会」を意味する言葉です。

「グランプリ」の使い方

フランス語で「大賞」を意味する言葉で、一般的には「大賞に値する最も優秀な人を決めるイベント」という意味で使われます。

イベントそのもの、イベントで大賞を取った人、与えられる賞のすべてが「グランプリ」なので文脈によって意味が変化するため注意が必要です。

一般的には芸術や技工、スポーツなどで最も優れたものを決めるために開催されるものを指し、優勝者には大きな栄誉が与えられます。

日本ではベネチア映画祭のグランプリにあたる金獅子賞受賞の報道をきっかけに広まった言葉で、現在では格闘やお笑いで1番優秀な者を決めるイベントの名称として使用されています。

「コンテスト」と「グランプリ」の違い

「コンテスト」「グランプリ」の違いは「目的」です。

「コンテスト」の目的が参加者同士で競い合い優劣をつけることであるのに対し、「グランプリ」の目的は対象に値する最も優秀な者を選ぶことです。

「コンテスト」では金賞など最優秀賞に当たる賞が複数に与えられることもありますが「グランプリ」では原則として対象は1人もしくは1団体のみです。

どちらも参加者はより良い結果を目指している点は共通していますが「コンテスト」よりも「グランプリ」のほうが1位をめざす気持ちが強く、できるだけ上の順位を狙いたいと考える「コンテスト」よりも激しく競い合います。

「コンテスト」の例文

・『写真コンテストで佳作に選ばれた』
・『野菜の出来栄えを競うコンテストに出勤する』
・『実力を確認するためコンテストに参加しようと思う』

「グランプリ」の例文

・『最も優れた作品がグランプリに選ばれる』
・『グランプリと準グランプリの順位は公表されない』
・『グランプリを獲得したことで仕事のオファーが殺到する』

まとめ

同じような意味で使われている「コンテスト」「グランプリ」ですが開催目的に違いがあります。

同じようなものだからと決めつけず大会の趣旨や目的に合わせてふさわしい表現を選んでください。