この記事では、「バレイヤージュ」と「ハイライト」の違いについて紹介します。
バレイヤージュとは?
バレイヤージュとは、髪の表面にハケで色を入れていくカラーリングのテクニックのことをいいます。
バレイヤージュの語源はフランス語で、ほうきで掃くという意味があります。
ほうきで掃くように色を入れる技法で、髪の毛の表面にベースとなるカラーよりも明るいカラーを入れることで立体感を生み出すことができます。
外国人のような髪質に仕上がると人気が上昇しています。
海外発祥のヘアカラーのテクニックですが、日本のヘアサロンや美容室では日本人向けにアレンジされていることが多いようです。
日本では根本を暗めのカラーで染め、中間にハイライトを入れて毛先をグラデーションにするということが多いです。
ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
また、白髪をカバーするのにも最適で、髪が伸びてきてもあまり目立ちません。
そのため頻繁にカラーリングをしなくても良く、頭皮へのダメージも軽減させることができます。
ハイライトとは?
ハイライトとは、ベースとなる髪色に対して筋状に明るい色をいれていくカラーリングのテクニックのことをいいます。
全体的に明るくするのではなく、明るい部分を細い束にして均一にいれていくものです。
そうすることで全体的な立体感を引き出すことができます。
髪全体のトーンも明るい印象になります。
ハイライトを入れることで、髪の毛が伸びてきても根本の色の違いが気になりにくいということがあります。
ベースの色が暗いと明るい部分とのコントラストも際立ち、軽やかさが生まれます。
ベースが黒髪でも重くならないのが魅力です。
全体の色を変えなくても、手軽にイメージを変えられるというメリットもあります。
バレイヤージュとハイライトの違い
バレイヤージュもハイライトもベースとなる暗めの髪色に、明るい色を加えるものです。
バレイヤージュとハイライトの違いは、カラー入れ方にあります。
ハイライトは明るいカラーを束にして均一に入れていくもので、バレイヤージュはハイライトを入れた上で毛先に向かってグラデーションをつけていきます。
全体的に明るい印象が強いのはハイライトで、バレイヤージュの方がナチュラルで落ち着いた雰囲気になります。
バレイヤージュは簡単にいうと、ハイライトとグラデーションを組み合わせたものになります。
ハイライトのテクニックは昔からありますが、時代によって色の入れ具合など流行は変化してきました。
バレイヤージュは比較的最近生まれたもので、日本でも徐々に広まっています。
ただし、それほど広く知られているというわけではありません。
まとめ
ハイライトはベースの暗い髪色に、明るい色を均一に入れるカラーリングのテクニックのことをいいます。
それに対してバレイヤージュは、ハイライトにグラデーションを組み合わせたものです。
毛先に向かってグラデーションになるように色を入れていきます。