この記事では、「カミソリ」と「シェーバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カミソリ」とは?
体毛やヒゲを剃るための刃物のことです。
「カミソリ」の形には、T字とL字があります。
T字はその名の通り、アルファベットのTのような形をしています。
Tの字の横線の部分が刃になっており、縦線の部分が持ち手になっています。
主にヒゲ剃り、脇や腕などのムダ毛処理に使われています。
L字はI字ともいい、ほぼ直線的な形になっており、先端部分に小さな刃が取り付けられています。
眉のような細かい部分の毛や顔の産毛処理に主に使われています。
刃の枚数による違いもあります。
刃の枚数は1~6枚が一般的です。
刃の枚数が多くなるほど深剃りができます。
刃の枚数をどんどん増やせば、さらに深剃りができそうですが、そう単純ではありません。
刃と刃の間に毛が挟まらないようにしたり、刃の部分の大きさを考えたりなどする必要があり、刃の枚数を増やそうとすると、使い心地が悪くなってしまいます。
安全な設計で作られていますが、刃物なので扱いには十分に注意が必要です。
ここでは、腕のムダ毛の処理の仕方を説明します。
まず、クリームや乳液を肌に塗布します。
クリームなどを塗ることで毛が剃りやすくなり、肌への負担が軽減します。
「カミソリ」は毛の流れに沿って動かします。
腕の場合は二の腕から手首の方向に向かう流れです。
力を入れず、ゆっくりと動かします。
最後に、毛を洗い流すか拭き取るかをして、クリームを塗ります。
最後にクリームを塗るのは、保湿して肌への負担を抑えるためです。
「カミソリ」の言葉の使い方
体毛やヒゲなどを剃るための刃物を指して用いる言葉です。
剃るもので、切ったり、抜いたりするためのものではありません。
「シェーバー」とは?
体毛やヒゲなどを処理するための刃物のことです。
特に電気で動くタイプのものをいいます。
刃は直接肌にあたらないようになっています。
そのため、肌への負担が少ない傾向があります。
刃の駆動方法には、回転式と往復式があります。
回転式は円型の刃が回転することによって毛を剃るものです。
肌が弱い方に向いています。
往復式は外刃で毛をとらえ、内刃が左右に動いて毛をカットするタイプです。
深剃りをすることができます。
どの部位に使用するのかを考えて選びます。
また、充電式、電池式、コンセントに差し込むタイプがあり、使う場所も考慮しましょう。
「シェーバー」の言葉の使い方
体毛やヒゲを剃る刃物で、特に電気で動くものを指して用います。
「カミソリ」と「シェーバー」の違い
どちらもムダ毛処理、ヒゲ剃りに使用されている刃物です。
2つの違いは、刃が電気で動くのかです。
前者は刃は電気で動かず、後者は電気で動くものを指すことが多いです。
また、後者は肌に直接触れない特徴もあります。
まとめ
毛を剃る刃物である点は同じですが、使い方などに違いがあります。