「ぶどう」と「巨峰」の違いとは?分かりやすく解釈

「ぶどう」と「巨峰」の違い食べ物・飲み物

果物でおなじみの「ぶどう」「巨峰」の具体的な違いを説明するにはどうすればよいのでしょうか。

この記事では、「ぶどう」「巨峰」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ぶどう」とは?

「ぶどう」は、ブドウ目ブドウ科の樹木になる果実の総称です。

山に自生する野生種の「ヤマブドウ」を含め、世界中に1000以上の品種があるとされています。

つる性の樹木には掌状の葉とおしべとめしべを持つ穂状の花が付き、受粉後にはめしべの中にある子房がふくらんで果実となり、房状の「ぶどう」が実ります。

果実は球状で、外果皮と内果皮の内部に果肉、その中心に種子があります。

果実は水分が多く、甘味成分であるブドウ糖と果糖、酸味の元となるクエン酸や酒石酸を豊富に含むところが特徴です。

「ぶどう」の主要な生産国は中国、イタリア、北米で、国内では山梨、長野が「ぶどう」の産地として有名です。

ブドウの品種を大きく分けると黒系、赤系、緑系の3つがあり、黒系では「巨峰」「ピオーネ」、赤系は「デラウェア」「甲斐路」、緑系では「シャインマスカット」「ネオマスカット」などが知られます。

「ぶどう」の用途は果物として生食するほか、ワイン、ジュース、ジャム、デザートなど多岐にわたります。

歴史の古い果物であり、世界的で最も栽培されている果物とされています。


「巨峰」とは?

「巨峰」【きょほう】は、大粒で黒紫色の果皮を持つ日本の「ぶどう」です。

「巨峰」は商標登録されている一般名称で、正式な品種名は「石原センテニアル」といいますが、「巨峰」という呼び方が親しみやすいため品種名として普及しています。

「巨峰」は日本で誕生した品種で、1937年に2種の「ぶどう」の交配を開始、1942年に「巨峰」が誕生しました。

名前の由来は、開発が行われた研究所から見える壮大な富士山といわれています。

主な産地は山梨、長野、福岡ですが、全国で盛んに栽培されており、国内では「ぶどう」の品種の中で最も多く生産されています。

「巨峰」は、果実一粒の重さが10gほどある大型の「ぶどう」で、自然に任せると800gくらいまで大きく成長します。

ただし、一房400gくらいになるように栽培したほうが、糖度や果皮の色のバランスが良くなるとされます。

果実は糖度が高く、濃厚な香りがあります。

生食する以外に「巨峰味」の飲料やお菓子が生まれるほど、日本人にとってはなじみの深い品種となっています。


「ぶどう」と「巨峰」の違い

「ぶどう」「巨峰」の違いを、分かりやすく解説します。

「ぶどう」はブドウ目ブドウ科の樹木になる房状の果物の総称で、「巨峰」「ぶどう」の品種のひとつです。

「ぶどう」は世界中に1000以上の品種があり、大きく分けて黒系、赤系、緑系があります。

「巨峰」は黒系に分類される、大粒で黒紫色の果皮を持つ甘みの強い「ぶどう」です。

「巨峰」は日本で誕生した品種で、国内では「ぶどう」の中で最も多く生産されています。

「ぶどう味」ではなく「巨峰味」の商品が出まわるほど、人気、認知度の高い品種となっています。

まとめ

「ぶどう」は総称であり、「巨峰」も広義には「ぶどう」ということになります。

「巨峰」については「日本生まれで国内で最も生産されている「ぶどう」だということを覚えておくとよいでしょう。