「ぷよぷよ」と「テトリス」はどちらも世界中に熱烈なファンを持つ大人気ゲームです。
2つのゲームは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ぷよぷよ」と「テトリス」の違いについて解説します。
「ぷよぷよ」とは?
「ぷよぷよ」とは、「1991年に発売された落ち物パズルゲーム」です。
「ぷよぷよ」の使い方
「ぷよ」と呼ばれるスライムのようなキャラクターを4つ並べて消すのが「ぷよぷよ」の基本ルールです。
もともとは「魔導物語」という別のゲームのスピンオフタイトルとして制作された経緯を持ち登場するキャラクターも魔導物語に出演していたキャラクターが使われています。
ゲームタイトルにも使われているゲームのメインキャラクター「ぷよ」も魔導物語のキャラです。
すでにゲームの一ジャンルとして確立されていた「落ち物パズルゲーム」の中にあって「ぷよぷよ」はややこうはつにあたります。
すでに落ち物ゲームにはさまざなルールや演出が導入されていましたが「ぷよぷよ」大人気になった理由として「連鎖」と「対戦」のふたつの要素が挙げられます。
「ぷよぷよ」は4つのぷよを並べて消していくのが基本ルールですが1列を消したときに起きる変化を利用して別の列を次々に消していく連鎖の導入によって生まれた、ただ消していくだけでなくいかにして美しく大量の連鎖を作り上げるのかという戦略性がこのゲームの醍醐味です。
さらに落ち物パズルゲームは基本的にエンディングが存在せず一人でコツコツプレイを続けるのが一般的でしたが「ぷよぷよ」では相手キャラクターと勝負する対戦要素を導入したことも人気の理由です。
大戦の導入によりコミュニケーションツールとしての楽しみが広まり大会開催やネット対戦などゲームの幅は大きな広がりを見せています。
「テトリス」とは?
「テトリス」とは、「4マスの正方形を組み合わせて作られたブロックを積み上げてラインを作り消去していく落ち物パズルゲーム」です。
「テトリス」の使い方
画面上部から落下してくる物体を積み上げ一定のルールを満たして消去していくゲームジャンルを「落ち物パズルゲーム」といいます。
この落ちものパズルゲームというジャンルを造り上げた歴史的なゲームが「テトリス」です。
ブロックを積み上げてラインを作り消去していく、という非常に単純なルールながら一度ハマるとやめられない中毒性を備えた「テトリス」は1984年にソ連で開発されました。
ゲーム初心者でも分かる単純なルールながら奥深い楽しみのある「テトリス」は世界中で瞬く間に大人気となります。
多くの後追いゲームが開発され後に落ち物パズルゲームという新ジャンルを確立するほど革命的なゲームであった「テトリス」は世界中の様々なハードに移植されいずれも大ヒットを記録します。
その後新ルールの追加などはあるものの基本的なルールを変えることはなくリリースが続けられ、2022年現在人類で最も多くの人がプレイしたゲームソフトのひとつだといわれるほど伝説的な存在となっているゲームです。
「ぷよぷよ」と「テトリス」の違い
「ぷよぷよ」と「テトリス」はゲームとしてまったく別物ですが最大の違いは「連鎖」です。
「ぷよぷよ」は次々とぷよを消していく連鎖が最大の魅力であるのに対し、横のラインで消す「テトリス」に連鎖はありません。
「連鎖」濃霧はふたつのゲームにおける戦略性の違いにも強く影響しています。
まとめ
「ぷよぷよ」と「テトリス」はどちらも落ち物パズルゲームの定番ですがゲームの戦略性や楽しみ方は大きく異なります。
どちらのゲームにも個性あふれる楽しさがあるので興味をお持ちの方はプレイしてみてください。