「アンブレラ」と「パラソル」はどちらも似たような物を指す言葉ですが、具体的にはどのようなもののことで何を基準に使い分けられているのでしょうか。
今回は、「アンブレラ」と「パラソル」の違いを解説します。
「アンブレラ」とは?
「アンブレラ」とは、「空から降る雨や雪を避けるための傘」のことです。
「アンブレラ」の使い方
上から降ってくるものを避けるため頭上に差し掲げて体を保護する道具を「傘」といいます。
傘はさまざまな用途や目的で使われますが「アンブレラ」は傘のうち雨や雪で体を濡らさないために使うものを指す言葉です。
持ち手がついた柄の先端に取り付けられた骨組みが広がり間に張り渡した布が雨や雪から体を守る構造になっています。
使わない時には畳んで細くなる構造の雨用傘を指し、雨用でも頭にかぶって使う「笠」は含みません。
「パラソル」とは?
「パラソル」とは、「直射日光を避けるために使う傘」のことです。
「パラソル」の使い方
晴天時に太陽から降り注ぐ直射日光を避けるために頭上に差し掲げる傘を意味します。
晴天時の外出では直射日光による影響を無視できません。
暑さしのぎや日焼け防止など直射日光をさえぎり日陰を作るために用いられる傘が「パラソル」です。
最近は日傘男子などと呼ばれる男性の日傘使用も増えているものの本来は日焼けを気にする女性が使うものであり、女性用のおしゃれな日傘が元々の「パラソル」に当たります。
現在は大きさや形状を問わず日光を避ける傘全般を指すので砂浜などで地面に突き立てて使う大きな日よけ用の傘も「パラソル」です。
「アンブレラ」と「パラソル」の違い
「アンブレラ」と「パラソル」の違いは「用途」です。
雨や雪を避けるために使う雨傘が「アンブレラ」で、日光を避ける日傘が「パラソル」です。
雨の日に使えるかどうかが基準なので晴雨兼用の傘は「アンブレラ」に含まれます。
まとめ
「アンブレラ」と「パラソル」は雨傘か日傘かの違いで区別されます。
明確な基準なので覚えておきましょう。
