この記事では、「相方」と「恋人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「相方」とは?
漫才などお笑いのコンビのパートナーという意味で、自分ではない側ということになります。
そのため相方が自分のことを相方と呼びます。
遊客の相手の遊女という意味がもともとの意味ですが、恋人関係から付き合っている相手を相方というケースもあります。
結婚しても相方というケースもありますが結婚前のほうが相方と呼ぶことが多いようです。
運命をともにする存在という意味合いでは、お笑いコンビのパートナーと言う意味の流れをくんでいると言えるでしょう。
ビジネスパートナーは相棒とする見方があり、相棒という言葉には相方という意味合いも内包されることもありますが逆はありません。
ものに対して相方というケースはありません。
動物に関しても相方とはあまり言わず、AIなども2022年時点では相方と呼ばれる存在ではないでしょう。
自分を補佐する人間以外の存在も相棒ということはあります。
「恋人」とは?
付き合っている関係の相手、または付き合いたいと願っている人のことを指す言葉で、関係が成就していなくても恋人がいるということはできます。
結婚した場合は基本的に恋人とは言わなくなります。
自分を指して恋人というなると他人から想われているということが前提となり、複数の人から想われているということもありえます。
また、熱中していること、打ち込んでいることを恋人という言い回しもあり、「仕事が恋人」などがその例と言えます。
自分の視点から見て想い人である恋人は複数いるということは一夫多妻制ではない日本などでは良いことではありません。
多人数に想われるというケースは致し方ないでしょう。
「相方」と「恋人」の違い
「相方」と「恋人」の違いを、分かりやすく解説します。
愛する人同士という観点で相方と恋人を考えると相方と呼ぶケースのほうが関係が深いとも考えられます。
これは片思い状態で想い人を恋人と呼ぶところからも来ていると言えるでしょう。
付き合っている同士も恋人と言うことはありますが、結婚すると恋人と呼ばなくなるケースが多いことも一因と言えます。
また、相方という言葉はお笑いコンビの相手、パートナーという意味合いでも使われており、自分にとって重要な関係性であると言えるでしょう。
恋人という言葉は仕事など自分が打ち込んでいることに対して使うことが出来ますが、相方という言葉は基本的に人だけに使う言葉になっています。
AIを相方と呼べる時代は来る可能性もありますが2022年時点ではかなり先のことと言えるでしょう。
まとめ
相方と恋人は近年、付き合っているパートナーを相方と呼ぶケースが見られるようになり意味が近づいてきた部分はあります。
恋人というよりもブログなどオープンな環境で使う言葉として気恥ずかしさがないというメリットもありながら運命共同体という部分もしっかりあるというところが相方という言葉ではあります。