この記事では、「身体」と「肉体」の違いを分かりやすく説明していきます。
「身体」とは?
「身体」とは、人間のからだのことを意味しています。
また、「肉体」だけではなく、「精神(心)」を含めた体のことを指しています。
「身体」を使った例文をいくつかご紹介します。
『来月は身体検査があるので、ダイエットを始めました』、『身体は「からだ」または「しんたい」と読みます』、『身体を整えることはあらゆることのパフォーマンスを高めることに繋がります』、『彼はずば抜けた身体能力を持っています』、『歳を重ねると共に、身体機能は低下していきます』。
「肉体」とは?
「肉体」とは、人間の生身(なまみ)のからだのことを言いますが、「精神(心)」は含まれません。
「肉体」を用いた例文をいくつか挙げてみます。
『肉体労働で体を動かすようになり、自然と運動不足を解消することができました』、『私たちの肉体のほとんどは水でできています』、『彼は肉体美を求めているボディビルダーです』、『肉体的疲労は体を休めれば改善しますが、精神的疲労は寝ても取れないことがあります』、『心身の健康は精神(心)と肉体のバランスが重要です』。
「身体」と「肉体」の違い
「身体」と「肉体」の違いを、分かりやすく解説します。
「身体」とは、人間の体のことで、「精神(心)」と「肉体」の両方を含みます。
一方、「肉体」は「精神(心)」を含まない人間の生身の体のことを表します。
「身体」と「肉体」はどちらも人間の体のことを指します。
ですが、「身体」は「精神(心)」を含みますが、「肉体」はそれを含まない点が異なっています。
まとめ
人間の体は「精神(心)」と「肉体」でできていますが、両方のバランスが崩れてしまうと、心身の体調を崩してしまうことがあります。
そのため、健康を維持していくためには「精神(心)」と「肉体」のバランスと、それぞれの状態を整えていくことが重要になっていきます。
「精神(心)」だけが先行してしまうと、「肉体」がおざなりになってしまいますし、その逆もあり得ます。
「肉体」は目に見えますが、「精神(心)」は見えないので、周りの人からはわかりにくいかもしれません。
ですが、「精神(心)」は性格だけではなく、その時の気分や表情などによってもわかる場合があります。
とは言え、相手のことをすべて理解することは難しいものです。
それよりも自分の気分を整えることで、「精神(心)」の健康を維持することができますし、それが「肉体」の健康にも繋がっていきます。
「精神(心)」と「肉体」は密接な関係があるので、そのどちらが欠けてもうまくはいきません。
各人がそれぞれ意識して、自分の「精神(心)」と「肉体」を整えていくようにすれば、今よりも不健康な人は減っていくことでしょう。
自分自身を知らないことが自分の健康を害することに繋がってしまいます。
自分のことは自分が一番よく分かっているはずですし、自分に問いかける習慣をつけることで、さらに自分自身を知ることができるようになるでしょう。
単なる数値だけでは分からない本当の意味での健康を多くの人々が求めていくようになれば、この世の中はもっと良くなっていくかもしれません。