この記事では、「ホラー」と「オカルト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ホラー」とは?
恐怖感を味わうことをもとに作られた作品で、実話ということもありえます。
超常現象的ではないものが含まれる場合もありますが、ゾンビ、幽霊など超常現象的なものが登場するということもあります。
スリルを楽しむというものはホラーではなくジェットコースターはホラーではありません。
映画13日の金曜日もホラー作品として知られていますが、超常現象がメインと言うよりは殺人鬼の恐怖がメインとも言えます。
日本のホラー漫画であればほとんどのケースで超常現象が発生していると言えるでしょう。
「オカルト」とは?
神秘的な、超自然的なことを指す言葉で、恐怖は関係なく、超能力やUFOなどもオカルトの範疇と言えます。
信じる人と信じない人がいる世界ではありますが、近代社会においてオカルトの世界において誰もが決定的に信じるものと言う段階に達し、オカルトから常識的なものに到達したものはありません。
死者の力を借りるなどもオカルト的な観点と家、漫画やアニメではドラマチックであり描写しやすいものでもあります。
SF作品である機動戦士ガンダムシリーズですが作品によってはオカルトが入っていると呼ばれることがありますが、テレパシーや死者の力を借りるという要素がオカルトと評される部分と言えるでしょう。
創作物ではない実写のオカルト現象を追う番組は結果が出にくいため、バラエティ番組に寄せた作りになる事が多くなります。
なお、ロールプレイングゲームにおける魔法、味方キャラクターの死者蘇生などはゲーム進行に必要な要素として考えられ、オカルトととらえられるケースは少なめです。
「ホラー」と「オカルト」の違い
「ホラー」と「オカルト」の違いを、分かりやすく解説します。
ホラーは恐怖感を味わうためにあるもの、オカルトは超自然的なこと、超常現象などを表す言葉となっており、ホラー作品ににオカルト要素が入っていくことは幽霊、妖怪などの存在によってかなり多くはなりますが、人間の殺人鬼の異常性を描いたホラー作品などであればオカルトに触れずホラー作品を描くというケースはあります。
また、架空ウィルスによるホラー作品などはオカルトそのものとまでは言えない部分があります。
一方オカルトは怖がらせることを主体とはしていないケースが基本です。
超能力などもオカルトの範疇になります。
オカルトは解明した場合一般的な現象になりえますが、解明が不可能に近いのも確かでしょう。
まとめ
極端にまとめるとホラーは怖い、オカルトは不思議という分類が可能ですが、ホラー作品にはオカルトの要素が含まれることが非常に多くなっています。
オカルトはUFOや死者との対話など範囲が極めて広くなっており、マジック、超能力なども超自然的であり、誰もがその仕組を理解していないという部分ではオカルトに近い要素があるとは言えます。