この記事では、「告白」と「付き合う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「告白」とは?
「告白」は「こくはく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「秘密にしていたことを打ち明けること」という意味で、人に隠していたことを人に正直に言うことです。
2つ目は「心の中で思っていて言えなかったことを、相手にはっきりと伝えること」という意味で、それまで言えずにいた意見や考えを相手に伝えることです。
3つ目は「特に相手への恋愛感情を伝えること」という意味で、相手に対して異性として好意を持っていることを伝えることです。
4つ目は「キリスト教で、自分の犯した罪を神の御前で打ち明け、許しを請うこと」という意味です。
上記に共通するのは「言えなかったことを相手にはっきりと伝える」という意味です。
「告白」の使い方
「告白」は名詞として「告白する・した」「告白される・された」と使われます。
基本的に、それまで秘密にしていたことを相手に打ち明けることや、特に相手への恋愛感情を伝えることに使われる言葉です。
「付き合う」とは?
「付き合う」は「つきあう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「相手のと親しく行き来して良い関係を築く」という意味で、相手と何度も接して親しくなり良好な関係を保つことです。
2つ目は「義理や社交マナーとして相手と行動を共にする」という意味で、今後の相手との関係を考え、必要と判断して一緒に行動することです。
3つ目は「特に好き合っている恋人が交際すること」という意味で、恋人としてやり取りしたり、一緒に行動したりすることです。
上記に共通するのは「相手と親し接する」という意味です。
「付き合う」の使い方
「付き合う」は動詞として「付き合う・付き合った」と使われたり、副詞として「カラオケに付き合って遅くなる」などと使われたり、名詞として「付き合いが多い」などと使われます。
基本的に、相手と親しく接して良好な関係を築くことや、特に好き合っている恋人同士が交際することに使われる言葉です。
「告白」と「付き合う」の違い
「告白」は「それまで秘密にしていたことを相手に打ち明けること」「特に相手への恋愛感情を伝えること」という意味です。
「付き合う」は「相手と親しく接して良好な関係を築くこと」「特に好き合っている恋人同士が交際すること」という意味です。
「告白」の例文
・『片思いの人に好きですと告白する』
・『過去に万引きしたことがあると告白する』
・『恋人から実は既婚者であると告白されて驚く』
・『教会で自分が犯した罪悪を神父に告白する』
「付き合う」の例文
・『引越し先で隣近所と親しく付き合う』
・『仕方なく同僚の残業に付き合う』
・『独り暮らしの友人と食事を付き合う』
・『花粉症とは長く付き合う必要がある』
まとめ
今回は「告白」と「付き合う」について紹介しました。
「告白」は「言えなかったことをはっきり相手に伝える」、「付き合う」は「相手と親しく接する」と覚えておきましょう。