「離弁花」と「離弁花類」の違いとは?分かりやすく解釈

「離弁花」と「離弁花類」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「離弁花」「離弁花類」の違いを分かりやすく説明していきます。

「離弁花」とは?

「離弁花」とは、「隣接する花びらがつながっていない花をつける植物」を意味する植物学の用語です。

「離弁花」に分類される一般的な花として、「サクラ・アブラナ・エンドウ(マメ)」などを挙げることができます。

被子植物の双子葉類は、大きく「離弁花」「合弁花」に分けることができます。

「離弁花」「一枚一枚の花弁が癒合していない花」です。

厳密には「花弁そのものがない植物の花+萼(がく)などの花被がない花」も含まれます。

「被子植物」「種子が子房で包まれている植物の種類」で、裸子植物が進化したものとされています。

また「離弁花」は花びらがつながっている「合弁花」よりも、種としての進化の段階が古いものであると考えられています。


「離弁花類」とは?

「離弁花類」とは、「隣り合っている花びらが離れている状態の花を咲かせる種類の植物をまとめたグループ」を示している植物学の言葉です。

「離弁花類」とは、「花びらの一枚一枚がつながっていなくて離れている花・植物の種をまとめた群」なのです。

被子植物の進化論的な時間軸のプロセスでは、「離弁花類」から「合弁花類」が分岐して進化したと推測されています。

つまり、「離弁花類」のほうが発生したと考えられる年代は古いということになります。

代表的な「離弁花」には「サクラ・マメ類・バラ・ツバキ・アブラナ・フジ」などがあります。

一方、離弁花類と合弁花類の区別は厳密なものではない部分もあり、1980年代以降の「クロンキスト体系」の植物分類では「離弁花類」のワードは採用されていません。

過去の「新エングラー体系」においては、「古生花被植物亜綱」として「離弁花類」が定義されていました。

生物学的に厳密な分類は別として、「離弁花類」は視覚的・直感的に分かりやすい群(グループ)なので、今でも中学校の理科の教科書や一般向けの植物図鑑ではこの分類が使われています。


「離弁花」と「離弁花類」の違い

「離弁花」「離弁花類」の違いを、分かりやすく解説します。

「離弁花」とは、「花弁が癒合していない離れている状態の花」です。

また「合弁花ではない花を咲かせる植物種全体」を指して、「離弁花」と呼んでいます。

分かりやすい花びらの形状をした「離弁花」として、「アブラナ・サクラ・ウメ・薔薇・スミレ・ダイコン・ナズナ」などを挙げることができます。

「離弁花類」は、「花びらがくっついていない各種の離弁花を分類した群(グループ)」を意味している違いを指摘することができます。

現在の最新の植物学では「離弁花類」の群を使わなくなっていますが、中学校の理科や一般的な植物の分け方では今でも使われている言葉になります。

「離弁花」「離弁花類」に分けられている「サクラや薔薇、ツバキ、カエデなどの実際の個別の花(植物)」のことを意味している違いがあります。

「離弁花類」は、具体的な花である「離弁花」を概念的にグルーピングした概念・用語なのです。

まとめ

「離弁花」「離弁花類」の違いについて説明しましたがいかがでしたか?「離弁花」「離弁花類」の違いを詳しくリサーチしたい人は、この記事の解説をチェックしてみてください。