「また後で連絡します」と「後日連絡」の違いとは?分かりやすく解釈

「また後で連絡します」と「後日連絡」の違い生活・教育

この記事では、「また後で連絡します」「後日連絡」の違いを分かりやすく説明していきます。

「また後で連絡します」とは?

今よりも時間的に先の時点で知らせるという意味です。

「また」には、そのものとは別のものであるという意味があります。

「また今度にして欲しい」といったことです。

この言葉を言っているときとは別に、といったことを指しています。

「後」とは、その時のあと、ある時点ののちという意味です。

過去、現在、未来と流れている時間のあるときよりも先の時点を指しています。

「連絡」には知らせるという意味があります。

知らせるものは、情報、考え、気持ちなどです。

この言葉には、どのような手段で知らせるのかは意味に含まれていません。

「します」「し」「する」のことで、ある動作や行為を行うという意味があります。

「ます」は相手に敬意を表す語です。


「また後で連絡します」の使い方

今よりも時間的に先の時点で知らせをするという意味で使用をします。

「ます」を使用しているので、相手に敬意を表す場合に使うことが一般的で、友達同士ではあまり使いません。


「後日連絡」とは?

その日よりも先の日に知らせるという意味です。

「後日」には、その日よりも先の日という意味があります。

今日が2月の1日だとすると、後日は2月の2日以降になります。

どれくらい先の日なのかは、意味に含まれていません。

また、この言葉は「日」を意味しており、時間のことではないです。

そのため、今が2月1日の午前10時だった場合、2月1日の午後23時などを「後日」とはいいません。

「連絡」は知らせるという意味です。

何を知らせるのかは意味に含まれておらず、またどのような方法で知らせるのかも意味に含まれていません。

「後日連絡」の使い方

今よりも先の日に知らせるという意味で使用をします。

この言葉を使った日は含まれません。

「また後で連絡します」と「後日連絡」の違い

あとでという意味を持つ点が似ていますが、あととはいつのことなのかに違いがあります。

前者は、この言葉を使った日も含まれます。

つまり、数分後、数時間後も含まれるのです。

後者はこの言葉を使った日は含まれず、その日よりも先の日を指します。

数分後などのことではありません。

「また後で連絡します」の例文

・『忙しいのでまた後で連絡します』
・『回答には時間がかかるのでまた後で連絡します』
・『担当者が不在なのでまた後で連絡します』
・『宅配業者がきたのでまた後で連絡します』

「後日連絡」の例文

・『後日連絡をください』
・『後日連絡をします』
・『後日連絡でも構いません』
・『後日連絡するのを忘れないでください』

まとめ

今よりも時間的に先の時点で連絡するという意味が同じですが今よりも時間的に先の時点がいつのことなのかという点に違いがあります。

一方はその日を含みますが、もう一方はその日ではなく、それよりも先の日を指します。