この記事では、「あくまでも」と「あくまで」の違いを分かりやすく説明していきます。
「あくまでも」とは?
「あくまでも」は、「あくまで」という言葉を強調した言葉で、意味はどこまでもやいつまでも貫くという姿勢を表す意味で使用します。
例を挙げますと「あくまでも抗うつもりであるか」という言葉の例であれば、これはどこまでも抵抗する記であるかという意味になるのです。
よって「あくまでも」とは、姿勢がいつまででも続けていくスタンスだということを意味します。
「あくまで」とは?
「あくまで」は、課程を指す言葉でその過程がいつまでも貫く姿勢であるという意味です。
なので、「あくまで」は、実際にその姿勢を貫くのかな?と言われるとそうでもなく、課程ですと言って言い逃れすれば、姿勢を貫くことはありません。
例を挙げますと、「あくまで争う姿勢です」という言葉は、実際に争うかどうかは実は未知数で、相手側が要望をある程度認めれば、実は抵抗しないという可能性がありえるのです。
「あくまでも」と「あくまで」の違い
両者の違いは、絶対的な姿勢を示すか、否かです。
「あくまでも」は、課程を指すうえで絶対的な姿勢を指すので、抵抗する姿勢を意味する場合、徹底抗戦という姿勢ですが、「あくまで」は別に徹底抗戦をするかはわからないです。
「あくまでも」の例文
・『あくまでも我々と戦うつもりか』
この言葉は、相手側が徹底抗戦をするという意味です。
「あくまでも」は、課程が絶対であるということなので、徹底して抗うということを意味します。
「あくまで」の例文
・『あくまで、我々と戦うつもりか?』
この例は、相手側に対して、交戦するつもりであるかを問うています。
ですが、「あくまで」は、そう述べて考える側の認識が徹底交戦であると考えていない点がポイントで実は、相手側は交戦する意思はないのではないかと考えているのです。
なので、交渉次第では何も起きません。
まとめ
「あくまでも」は、絶対的であるという意味になるのでものすごく強調したい場合使用します。
そのため、絶対にそうするだろうという場合、相手側が、「あくまでも」という言葉を使用するケースが多いです。
逆に「あくまで」は、絶対だという意味が弱いので、この言葉の場合、相手側が使用しても実はどこかでこちら側の意思が弱いと読んでいるのです。
なので、この言葉の違いを利用すれば、相手の裏をかくことも実は可能で、「あくまでも抵抗するつもりだね」という場合、抵抗しませんという意思を示せば許してもらえる可能性があり、「あくまで抵抗するつもりだな」という場合は相手側が抵抗するかどうかについて疑問を持っていて抵抗しないという側の考えを強く持っているなと判断した場合、あえてものすごく抵抗して相手を困らせてやろうと考える裏読みをすることができるわけです。
ただ、この言葉の違いは、絶対にそうなるかどうかは実のところわからず、いずれにしろ、自分を貫き通す覚悟を持っているという意味に両者はなりますので、徹底抗戦するという考えで物事は進みます。