「災難」と「災害」と「受難」の違いとは?分かりやすく解釈

「災難」と「災害」と「受難」の違い生活・教育

この記事では、不意に起こる不幸な出来事「災難」と地震や火災、台風などの「災害」と苦しみや災いを受けること「受難」の違いを分かりやすく説明していきます。

「災難」とは?

思いがけず身にふりかかってくる不幸な出来事という意味で、お金を落とすような個人的な不幸から交通事故、災害による被害、スポーツに於いて想定の範囲を超えたエラーや事故など非常に広範囲に使われる言葉となっており、被害程度に関しては言葉自体に定義はありません。

「自治体にとって災難だった」「私にとって災難だった」などの使い方があり、範囲は災害より狭い状況でも使える言葉となっています。

また、言葉としては自業自得的な状況であっても「災難だった」というケースもあります。

また、ひどい状況、困難な状況が主人公にのしかかってくるというシチュエーションのため映画やマンガなどのタイトルに災難は使われるケースが見られます。

なお、映画タイトルにもある「大災難」という言葉は意味は通るものの、一般的に広く使われている言葉ではありません。


「災害」とは?

自然現象や人為的な原因によって、人命や建物の損傷、社会生活に被害が生じる事態を指す言葉です。

自然災害や工場火災、火災などがイメージしやすいでしょう。

火災や台風、地震などが一時災害、それを原因として火災が起きることや停電や断水、食料などの供給が止まることを二次災害と言います。

停電を一時災害としてみた場合、停電復帰時などに起こりうる火災は二次災害になります。

労働災害は一般にイメージされる災害よりも幅広い概念になっており、転倒による被害なども災害とされます。

自動車事故は労働災害においては災害と見なされます。

災害は一定の範囲的な規模を持っており、自治体や大学、会社などで防ぐという概念もあります。

大きな震災などを指して大災害と言うこともあります。


「受難」とは

苦しみやわざわいを受けることで、神学用語となっています。

つらい経験に耐えることなどを受難というため、原因を問わず非常に幅広い定義の言葉となっています。

また、音楽のタイトルとしても使われている言葉です。

キリスト教系の信徒が十字架上のキリストの苦しみを思い起し,痛悔と贖罪の苦業を行う、受難節というものもあり、あまり日常的に受難という言葉は使われていません。

「災難」と「災害」と「受難」の違い

「災難」「受難」は個人に起こりうる辛い出来事を指すことが出来る言葉で、災難は程度の軽いものから生命に関わる範囲まで使われます。

受難は神学用語となっていて、苦しみなどを指します。

災害は火災や水害、地震など個人だけではすまない被害が生じる事態を指す言葉で、特に災害は防ぐ努力が行われています。

まとめ

災害で損失を受けた人を災難、受難ということができ、そうでない不運なども災難や受難で表現することが出来ます。

内容のの異なる災難や受難が積み重なっても基本的には災害にはなりません。

災害と違い災難と受難は作品タイトルに使われています。