「グラインダー」と「サンダー」の違いとは?分かりやすく解釈

「グラインダー」と「サンダー」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「グラインダー」「サンダー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「グラインダー」とは?

先端に取り付けた砥石を高回転させて研磨、研削、切断などをする電動工具で、バフと呼ばれるフェルトを使う場合では鏡面仕上げなどにも使うことができます。

機器としてサイズは比較的大きく、片手で持てるハンドグラインダー(リューター)と異なり両手で持つことが原則となり、ディスク(先端につりつける砥石やバフ、丸ノコやブラシ)なども大型で直径は100mmや150mmとなっています。

ハンドグラインダーのディスクに相当する部分はビットと呼ばれており、こちらは軸がついていて直径は3mmなどになっており、ハンドグラインダーとディスクグラインダーのサイズ差がかなりのものと言えるでしょう。

ディスクグラインダーは特にパワーを要するため1400wのものなども存在し、電源に直接つなげて使用するものが基本となっています。


「サンダー」とは?

紙やすりまたはバフを前後運動または高回転によって研磨に使う電動工具で、プラモデルなどに使えるペンサンダー(電動歯ブラシくらいのサイズ)のものから両手で持ち、紙やすり部分が直径150mmのものもあります。

ヤスリの番手は自在に取り替えることが可能です。

集塵機能がある上位機種も用意されており、削り作業に特化した電動工具であることがわかります。

バッテリーで駆動するものもあり、取り回しの面での利便性に優れています。

サンダーには切断能力を持つディスクはなく、あくまで削る、磨くという用途に特化しています。

素材に映り込みが出来るほどの鏡面仕上げも可能ではあります。


「グラインダー」と「サンダー」の違い

「グラインダー」「サンダー」の違いを、分かりやすく解説します。

グラインダーとサンダーは回転によって研磨、削る作業をするという点でかなり近いものもありますが、サンダーは紙やすりを使うのが基本で、グラインダーはディスク状のやすりを使います。

グラインダーはディスクをのこぎりの機能のあるものに交換することで切断作業をすることも可能です。

サンダーはペンサイズの小さな物があり、グラインダーはハンドグラインダーという小さなものがあります。

小型のものではサンダーは前後運動、グラインダーは回転という違いがあるものもあります。

小型グラインダーはディスクではなくビットを交換して研磨や切断、穴あけを行えますが、サンダーは研磨作業に使うことが基本です。

グラインダーは消費電力が大きいものも多いですが、サンダーはバッテリー駆動のものもあり、集塵機能があるものもあります。

まとめ

グラインダーとサンダーはサンダーが紙やすりを使う、グラインダーがディスクかビットを使うという点で異なり、グラインダーは切断ができるものもありますが、サンダーは切断能力はありません。

削る、磨くということに特化したものがサンダーということができます。