「モルタル」と「漆喰」と「生コン」の違いとは?分かりやすく解釈

「モルタル」と「漆喰」と「生コン」の違い専門用語・業界用語

「モルタル」「漆喰」「生コン」

いずれも建築現場で用いられる他、近年では個人利用も増えている建築材料ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

この記事では、「モルタル」「漆喰」「生コン」の意味や違いについて分かりやすく説明していきます。

「モルタル」とは?

「モルタル」とは、セメントに水と細骨材(砂など)を混ぜ合わせて作られる建築材料のことです。

「モルタル」には、柔軟性が高い、装飾性が高い、振動に強いという特徴があります。

そのため、「モルタル」はタイルやレンガなど建物の下地材や接着剤、コンクリートの上塗り材として多く用いられています。

一方、強度が低いという弱点もあるため、建物の構造体に使用されることはありません。

また、「モルタル」は比較的安価で購入できることから、最近では「モルタルデコ」と呼ばれるDIYが注目されています。

「モルタルデコ」とは、発泡スチロールなどの基礎素材に「モルタル」を塗り、乾いた後に絵具などの塗料やニスを塗ってデコレーションすることであり、この「モルタルデコ」で、ミニハウスなどのガーデンオブジェを自主制作する人が増えているようです。


「漆喰(しっくい)」とは?

「漆喰」とは、消石灰に糊(のり)とスサ、水を練り混ぜて作られる建築材料のことです。

「漆喰」は耐久性が高いとされ、100年の耐久年数を持つとも言われています。

加えて、燃えにくいという性質も持っているため、日本の城の城壁や神社仏閣などにも多く使用されているようです。

また、「漆喰」には「シックハウス症候群」と呼ばれるアレルギー疾患の原因である「ホルムアルデヒド」を吸収し、分解する効果を持っているため、アレルギー体質の人にも優しい建築材料とされています。

ほかにも、湿度の高いときには湿気を吸い取り、湿度の低いときには逆に湿気を放出する調湿効果や、カビや細菌に対する抗菌作用、消臭効果や光を取り込み反射するという特徴を持ちます。

一方で、施工に手間と時間がかかる、費用が高い、汚れが目立つなどのデメリットもあるようです。


「生コン」とは?

「生コン」とは、「生コンクリート」の略であり、固まっていない状態で現場へと運ばれるコンクリートのことです。

「コンクリート」は、セメントに水と粗骨材(砂や砂利など)を混ぜ合わせて作られる建築材料です。

「生コン」は工場でつくられ、そのままミキサー車などで配達されます。

そのため、「コンクリート」配合にかかる時間的コストや人材コストが不要になる他、現場で配合するよりも品質を一定に保つことができるというメリットが挙げられています。

まとめ

「モルタル」「漆喰」「生コン」の違い ・「モルタル」とは、セメントに水と細骨材(砂など)を混ぜ合わせて作られる建築材料のことです。

「漆喰」とは、消石灰に糊(のり)とスサ、水を練り混ぜて作られる建築材料のことです。

「生コン」とは、「生コンクリート」の略であり、固まっていない状態で現場へと運ばれるコンクリートのことです。