この記事では、「メンヘラ」と「ヤンデレ」と「量産型」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メンヘラ」とは?
「メンヘラ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「心が病んでいる人のこと」という元の意味で、精神的に疾患があると診断される人のことです。
2つ目は上記から転じて「精神的に不安定な状態な人のこと」という意味で、感情の起伏が激しかったり、ものごとを否定的に考える面倒な人のことです。
上記に共通するのは「精神的不安定」という意味です。
「メンヘラ」は「メンタルヘルス」が省略されて「メンヘル」→「メンヘラ」に変化した言葉で、ネットスラングとして使われる様になりました。
「メンヘラ」の使い方
「メンヘラ」は名詞・形容動詞として「メンヘだ・である」と使われたり、形容詞として「メンヘラの傾向」と使われたり、副詞として「メンヘラな書き込み」と使われたりします。
基本的に、病的に心が病んでいる人や、精神的に不安定でネガティブ思考の人に使われる言葉です。
「メンヘラ」の例文
・『彼女はメンヘラでこじらせ女子だ』
「ヤンデレ」とは?
「ヤンデレ」の意味は「恋愛で、交際相手に対して病的で恐いと思われる程の一途で愛情表現する人のこと」で、好きすぎて数分置きにLINEを送ったり、相手の行動を全て把握していないと気が済まない人のことです。
「ヤンデレ」は「精神的に病んでデレデレと惚れている状態」が省略されて使われる様になった言葉です。
「ヤンデレ」の使い方
「ヤンデレ」は名詞・形容動詞として「ヤンデレだ・である」と使われたり、形容詞として「ヤンデレの彼氏」と使われたりします。
基本的に、恋愛相手に対して一途過ぎて病的な言動をする人に使われる言葉です。
「ヤンデレ」の例文
・『ヤンデレの彼女に束縛されて困っている』
「量産型」とは?
「量産型」は「りょうさんがた」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「大量に同じものが生産される前提の製品」という元の意味で、工場で大量に造り出されるタイプの製品のことです。
2つ目は上記から転じて「流行に乗って大勢で同じような見た目になってしまうこと」という意味で、流行を取り入た結果、返って特徴がなくなってしまう人たちのことです。
上記に共通するは「大量につくられる」という意味です。
「量産型」の使い方
「量産型」は名詞・形容動詞として「量産型だ・である」と使われたり、形容詞として「量産型の若者」などと使われたりします。
基本的に、流行を追い求めた結果、大勢が同じ様な見た目になってしまうことに使われる言葉です。
「量産型」の例文
・『彼女は流行に詳しいが量産型女子と呼ばれている』
「メンヘラ」と「ヤンデレ」と「量産型」の違い
「メンヘラ」は「病的に心が病んでいる人」「精神的に不安定でネガティブ思考の人」という意味です。
「ヤンデレ」は「恋愛相手に対して一途過ぎて病的な言動をする人」という意味です。
「量産型」は「流行を追い求めた結果、大勢が同じ様な見た目になってしまうこと」という意味です。
まとめ
今回は「メンヘラ」と「ヤンデレ」と「量産型」について紹介しました。
「メンヘラ」は「精神的に不安定」、「ヤンデレ」は「恋愛に対して病的に一途」、「量産型」は「皆同じ見た目」と覚えておきましょう。