この記事では、「スケッチブック」と「画用紙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スケッチブック」とは?
「スケッチブック」の意味は以下の通りです。
1つ目は「風景や静物などの姿を大まかに写し取る為の、厚手の紙を冊子にしたもの」という意味で、厚手の紙を冊子にして、表と裏に更に分厚い表紙を付けたものです。
2つ目は「音楽や小説などのアイデアを書き留る為の冊子」という意味で、ノートよりもしっかりとした作りで専用のメモ書きに使う冊子のことです。
上記に共通するのや「大まかに書き留める」という意味です。
「スケッチ」は英語の「sketch」が日本語化した言葉で、「物や風景などを大まかに写し取ること」「情景や印象などを短い文章でメモすること」「音楽で、曲のアイデアを書きとめたもの」という意味、「ブック」は英語の「book」で「本・冊子」という意味です。
「スケッチブック」の特徴
「スケッチブック」は、風景や曲のアイデアなどをその場で書き留める為に持ち歩く、厚手の冊子状の紙です。
大きさに種類があり、書き写す対象によってA3~B6などのサイズを選べます。
最も大きな特徴としては、更に持ち運べる様に、ページが切り取れる様に作られていることです。
若い人たちの間では略して「スケブ」と呼ばれ、コミケなどで同人漫画家にその場でイラストを描いてもらうなど、コミュニケーションツールとして使われています。
「画用紙」とは?
「画用紙」は「がようし」と読みます。
意味は「鉛筆やペン、水彩絵の具などで絵を描く為の厚手の用紙」で、しっかりと絵を描く為に作られた厚手の用紙のことです。
子供のお絵かきから大人のデッサン、スケッチまでは幅広く使われていて、綴りになっているものから一枚ずつになっているものまであります。
「画用紙」の特徴
「画用紙」は、表面は鉛筆やクレヨンの芯が付きやすい様にざらざらしていて、真っ白ではなく少しくすんだ白色で、インクや墨汁がにじまない様に加工されています。
また、消しゴムを使用しても毛羽が立ちにくく、水彩画でも紙が溶けない様になっています。
原料は化学パルプや木材パルプなどで、値段により変わってきます。
厚手でしっかりしている為に工作用として使われることも多く、最近で色を付けた「色画用紙」も販売されています。
「スケッチブック」と「画用紙」の違い
「スケッチブック」は「風景や曲のアイデアなどをその場で書き留める為に持ち歩く、冊子状の紙のこと、厚手て切り取れる様になっている」という意味です。
「画用紙」は「鉛筆やペン、水彩絵の具などで絵を描く為の厚手の用紙」という意味です。
まとめ
今回は「スケッチブック」と「画用紙」について紹介しました。
「スケッチブック」は「絵やアイデアを書き留める冊子状の紙」、「画用紙」は「絵を描く為の厚手の紙」と覚えておきましょう。