「国民の祝日」と「国民の休日」の違いとは?分かりやすく解釈

「国民の祝日」と「国民の休日」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「国民の祝日」「国民の休日」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「国民の祝日」とは?

「国民の祝日」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「国民の祝日」「こくみんのしゅくじつ」と読みます。

「国民の祝日」は、「国民一般の公的な祝い日」という意味があります。

1948年7月制定の、「国民の祝日に関する法律」及び、同法律のその後の改正によって、定められた休日のことを意味します。

具体的には、1月1日の「元旦」があります。

この日には、一年の最初の日なので、年の初めを祝う日と決まっています。

また、1月第二月曜日には、「成人の日」という「国民の祝日」があります。

かつては1月15日でしたが、現行のように改正されています。

大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日という意味があります。

2月11日には、「建国記念の日」があります。

1966年に制定された「国民の祝日」で、国を愛する心を養うという趣旨の祝い日となります。

日本の初代天皇・神武天皇即位の日に基づいて制定されています。

このように、日本には「国民の祝日」があり、その日は会社や学校などが基本的に休日になります。

ちなみに、「国民の祝日」が、日曜日になった場合は、祝日後間近の平日が、休日となります。


「国民の休日」とは?

「国民の休日」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「国民の休日」「こくみんのきゅうじつ」と読みます。

「国民の休日」「国民の祝日のこと」という意味があります。

実は「国民の祝日」という言葉は正式にはなく、「国民の祝日」が正しい言葉になります。

また「休日」「休みの日。

業務授業などを休む日のこと」
という意味があります。

「国民の祝日」は、「休日」と決まっているため、業務や授業などを休む日になります。

ただし、企業によって、職種によっては「祝日」でも出勤となる日があります。

また、「国民の祝日」でなくても、企業によっては「休日」になることがあります。

例えば、会社の創立記念日を「休日」にしている会社がありますし、シフト制の会社の場合は、平日が「休日」ということが普通にあり得ます。


「国民の祝日」と「国民の休日」の違い

「国民の祝日」「国民の休日」の違いを、分かりやすく解説します。

「国民の祝日」は、「国民一般の公的な祝い日」という意味があります。

一方で「国民の休日」という言葉は正式にはなく、この言葉が使われる場合は「国民の祝日」と同じ意味になります。

ただし、「国民の祝日」は、「休日」ですが、祝日以外でも「休日」になる日があるという違いがあります。

まとめ

「国民の祝日」「国民の休日」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。