この記事では、「トルティーヤチップス」と「ナチョス」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「トルティーヤチップス」とは?
「トルティーヤチップス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「トルティーヤチップス」は「Tortilla chip」と英語表記します。
「トルティーヤチップス」は、「トウモロコシのトルティーヤを、楔形にカットして揚げたり焼いたりしたスナックのこと」という意味があります。
ちなみに「トルティーヤ」は、「メキシコ料理の一つで、トウモロコシ粉をこね、薄くのばして焼いたもの」という意味があります。
このように、「トルティーヤチップス」は、トウモロコシの粉で作ったスナックのことを指します。
「トルティーヤ」はメキシコ料理ですが、「トルティーヤチップス」が普及したのは1940年代のロサンゼルスと言われています。
「トルティーヤチップス」は、アメリカ合衆国にあるメキシコ料理レストランで出される、副菜として典型的なものです。
「トルティーヤチップス」は、サルサやチリコンケソ、ワカモレなどのディップを添えて提供され、ディップをチップスですくって食べます。
また「トルティーヤチップス」を使った「ナチョス」も人気料理の一つです。
「ナチョス」とは?
「ナチョス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「ナチョス」は「Nachos」と英語表記します。
「ナチョス」は、「チーズをかけたトルティーヤチップスをベースとする料理のこと」という意味があります。
「ナチョス」の一般的なトッピングとして、牛肉や鶏肉のひき肉や、チリコンカン、ワカモレ、サルサ、サワークリームなどがあります。
1943年にメキシコのレストランで働いていたイグナシオ・アナヤにより、作り出されたとされています。
アナヤは「ナチョ」という愛称で知られるウェイター長でしたが、調理師が不在だったため軽食を用意し、この軽食が好評だったため、正式にメニューに加えられて「ナチョス」と名付けられました。
「トルティーヤチップス」と「ナチョス」の違い
「トルティーヤチップス」と「ナチョス」の違いを、分かりやすく解説します。
「トルティーヤチップス」は、「トウモロコシのトルティーヤを、楔形にカットして揚げたり焼いたりしたスナックのこと」という意味があります。
一方で「ナチョス」は、「チーズをかけたトルティーヤチップスをベースとする料理のこと」という意味があります。
このように、「トルティーヤチップス」は、「トルティーヤ」から作ったスナックなのに対して、「ナチョス」は「トルティーヤチップス」を使った料理という違いがあります。
まとめ
「トルティーヤチップス」と「ナチョス」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、メキシコ料理レストランなどで、注文しやすくなるかもしれません。