この記事では、「コンバーチブル」と「カブリオレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コンバーチブル」とは?
2種類の形態にできるという意味合いがあり、自動車においてはオープンカーと幌または格納式による屋根がある姿にできる車を指しています。
製品名にコンバーチブルとついていたケースもあり、レクサスなどがコンバーチブルと付くケースが見られます。
定義は明確ではないですが2+2クーペスタイルで開閉式の屋根を持ち、同一銘柄の車で開閉式の屋根を持たないタイプも販売されている際に区別としてコンバーチブルとつけられることが多く、2人乗りのマツダの「ロードスター」はオープンカーの愛称でもあるため、幌をかけることがロードスターも可能ですがコンバーチブルとメーカーでは表記していません。
日本ではレクサスのみがコンバーチブルを販売しており、ダイハツコペンとマツダロードスターは二人乗りオープンカーに分類されています。
「カブリオレ」とは?
ドイツ系の車が名称として使うことが多いオープンと幌の屋根の二形態がある車のことで、メタルトップであるケースはやや少なくなっています。
ただし大枠としてはコンバーチブルと同義といえ、オープンにはならないクーペボディのベース車が存在しており、同一銘柄でオープンになるカブリオレが存在するという形式になっています。
BMWのホームページにおいてカブリオレの車種のアドレスにconvertible コンバーチブルと表記されているあたりもあまり深く考えなくてよいということなのかもしれません。
日本では2022年現在カブリオレの名称のついた国産車はなく、80年代にはホンダシティカブリオレ、マツダファミリアカブリオレなどが存在していました。
この二車も屋根の開かないベースモデルが存在しています。
今後カブリオレの国産車が増える可能性はかなり低いと言え、オープンカーの登場の可能性のほうが高いとすら言えます。
「コンバーチブル」と「カブリオレ」の違い
「コンバーチブル」と「カブリオレ」の違いを、分かりやすく解説します。
コンバーチブルとカブリオレは車の種類のことという点でかなり共通していて、オープンで走行したり、幌やメタルトップを展開して屋根のある状態で走ることができるものです。
基本的には2+2シートの4人乗り(後席は狭い)ものが大半となっており、同一銘柄で屋根が開かないクーペがあります。
ドイツ系はカブリオレ、アメリカ系はコンバーチブルという区分が可能ですが、国産メーカーがそういった車を出すとなった際はメーカーの裁量で名前を決め、トヨタセリカコンバーチブルという例もあればホンダシティカブリオレという例もあります。
トヨタはコンバーチブルを継続しているようです。
まとめ
コンバーチブルとカブリオレは同一銘柄のクーペが存在する車のやオープンタイプと言え、ロードスターのような専用車種はコンバーチブルやカブリオレとは呼ばれない蛍光があります。
コンバーチブル、カブリオレともにオープン走行ができることが魅力です。