鳥には色々な種類がありますが、空を飛べないものとしては「エミュー」や「ヒクイドリ」が有名です。
この記事では、「エミュー」と「ヒクイドリ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エミュー」とは?
「エミュー」とは鳥綱ヒクイドリ目ヒクイドリ科エミュー属の鳥類であり、空を飛べないことで有名です。
体長は1. 5mから2. 0mほどであり、空を飛べないことから翼は大きく退化しています。
翼は外見では目視できないぐらいに退化しており、その分強靭な脚力を使って走るのが特徴です。
「エミュー」の足の指は退化して3本となっており、厚い爪によって大地をしっかりと踏みしめることが可能です。
「エミュー」はオーストラリアに生息しており、国鳥に指定されています。
「エミュー」と似ている動物としては「ダチョウ」が有名ですが、「エミュー」は「ダチョウ」と比べると小柄であり攻撃性も少ないのが特徴です。
「ヒクイドリ」とは?
「ヒクイドリ」とは鳥綱ヒクイドリ目ヒクイドリ科ヒクイドリ属の鳥類であり、喉から垂れ下がった真っ赤な肉垂が特徴です。
主な生息地域としてはインドネシアやオーストラリアの熱帯雨林が有名であり、身体も大柄で強靭な足を持っています。
外見としては真っ赤な肉垂や立派なトサカ、黒い羽と個性的な身体しており、大型の鳥類として知られています。
「ヒクイドリ」は和名でありその由来は「火食鳥」とされています。
真っ赤な肉垂がまるで火を食べるような姿に見えたことからこの名前が付きましたが、「ヒクイドリ」は果実などを中心に食べる雑食です。
この「ヒクイドリ」は日本のフィクションやRPGのモンスター名として使われることが多く、この場合は火を噴く攻撃してくるのが特徴です。
「エミュー」と「ヒクイドリ」の違い
「エミュー」は「ダチョウ」とよく似た鳥類であり、空を飛べないことで有名です。
足の指は3本であり強靭な脚力によって時速50㎞で走ることが可能です。
「ヒクイドリ」は真っ赤な肉垂と立派なトサカが有名な鳥類であり、こちらも空を飛ぶことはできません。
「ヒクイドリ」という和名は日本の様々なフィクションで使用されています。
「エミュー」の例文
・『エミューは小さいものだと思っていましたが、実物を見ると非常に大きかったです』
・『エミューの卵は凄く綺麗な青色であり、宝石のようだった』
「ヒクイドリ」の例文
・『動物園の配信で初めてヒクイドリを見ましたが、とても個性的な外見していると思いました』
・『そのゲームに出てきたヒクイドリのモンスターは、非常に強力な火炎ブレスを使ってくることで有名です』
まとめ
空を飛べない鳥類には色々なものがありますが、大型で強靭な走行能力を持っているのが「エミュー」です。
また真っ赤な肉垂と立派なトサカで有名なものとしては「ヒクイドリ」があり、こちらは日本語名の由来が面白いことで知られています。