この記事では、「ヨット」と「セーリング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヨット」とは?
「ヨット」とはレジャー用の船を指す言葉です。
個人の船としては大型で豪華な遊行船を指すこともありますが、日本では縦長の帆がある帆船を指して使われることがほとんどでしょう。
縦長の帆がある船ならなんでも「ヨット」と呼ばれていますが、動力が帆だけでなくエンジンもある大型のものはクルーザー、エンジンやキャビンがない小型のものはディンギーとも呼ばれます。
またレース用のものもあればクルージング用のもの、果ては大洋の単独横断のような超遠距離航行用のものまで用途も様々です。
「セーリング」とは?
「セーリング」とは帆が風を受けることで起きる揚力によって水上を進むことです。
帆船は「セーリング」によって動く船であり、「ヨット」のような帆船に乗って海上を遊行することも「セーリング」と言います。
帆は船の動力としては非常に原始的なものであり数千年以上の歴史がある伝統的な運航方法です。
船の動力が内燃機関を主流とするようになった現在でも、「セーリング」はレジャーや競技として高い人気を誇ります。
「ヨット」と「セーリング」の違い
「ヨット」と「セーリング」の違いを、分かりやすく解説します。
縦長の帆を持った帆船が「ヨット」でその帆に風を受けて船を運航することが「セーリング」です。
「ヨット」は船そのものを指し「セーリング」は帆と風の力でそれを動かすことという違いがあります。
「ヨット」にはエンジンを搭載しているものもありエンジンの力で動いている場合もありますが、その場合は「ヨット」を動かしていても「セーリング」ではありません。
まとめ
縦長の帆がある帆船が「ヨット」で帆によって船を運航することが「セーリング」です。
レジャーとして「ヨット」に乗ることを「ヨット」クルージングと言う事も「セーリング」ツアーと言う事もありますが、「ヨット」クルージングの場合風がなくてもエンジンでクルージングする場合もあります。