画面に映像を映し出す装置を指す言葉として「モニター」と「テレビ」があります。
この二つはの装置にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「モニター」と「テレビ」の違いを解説します。
「モニター」とは?
「モニター」とは、「機器が出力する情報を監視するための装置」です。
「モニター」の使い方
様々な機器と接続し出力される情報を人の目で見るために用いる装置を「モニター」といいます。
英語で「監視」を意味する言葉の通り機器の状態を監視したり情報確認するために点検したりするための表示装置が「モニター」です。
元々は点検や監視のための表示装置を指していましたが、現在ではパソコンなど機器に接続し出力される情報を表示させる装置を「モニター」と呼んでいます。
「テレビ」とは?
「テレビ」とは、「電波によって送信される映像や音声を受信して再生し映写する装置」です。
「テレビ」の使い方
映像を見るための映写装置の一種で、電波によって送信される映像を受信し再生するための受信装置です。
本来は送信設備を含めたシステム全般を指す言葉ですが、一般的には受信機として使う画面を備えた端末を指して使われます。
「モニター」と「テレビ」の違い
「モニター」と「テレビ」の違いは「用途」です。
「モニター」は接続した機器から出力される情報を表示させるためのものであるのに対し、「テレビ」は遠隔地から送信される電波を受信して映像を再生するための装置です。
「モニター」はケーブルなどで映像を出力する機器と直接接続しますが」、「テレビ」は電波を通じて映像を受信するという映像の出力方法にも違いがあります。
「モニター」の例文
・『パソコンにモニターをつなぐ』
・『モニターに表示される情報を確認する』
「テレビ」の例文
・『テレビでニュースを見る』
・『アンテナに接続しないとテレビは映らない』
まとめ
「モニター」と「テレビ」はどちらも画面を備え似たような見た目をしていますが用途の違いで区別されます。
正しい意味を覚えて適切に使い分けてください。