この記事では、「ジムニー」と「ジムニーシエラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジムニー」とは?
スズキのロングセラーオフロード軽自動車で全タイプ四輪駆動となっており、頑強なラダーフレームや大径タイヤの装着、最低地上高の高さ等によって高い走破性能を持っています。
エンジンは660ccターボエンジンを搭載しており、64馬力を発生します。
変速機は5速マニュアルと4速オートマチックとなっています。
現行モデルの外見は角張ったデザインが特徴で、フェンダーは張り出していないところがジムニーの特徴となっています。
先代モデルは比較的丸みを帯びた形をしており、先々代は角張ったデザインで先祖返りした感があります。
横開きのスペアタイヤが装着されているリアゲートも代々続いてきたジムニーの特徴で、現行モデルの軽自動車でリアゲートにスペアタイヤが標準装備されているのはジムニーだけです。
「ジムニーシエラ」とは?
日本におけるスズキ・ジムニーの登録車バージョンで初代モデルは1300ccのNAエンジンを装備しており、現行モデルでは1500cc105馬力ものエンジンを搭載しており、ジムニーよりも大幅に出力がアップしています。
またシリーズ全体としてフェンダーが張り出しており、トレッドも130mmほど延長され、タイヤも幅広いサイズのものが装備されます。
全長はバンパーが大型化されている分長くなっていますが、室内サイズ自体はジムニーと同じになっています。
海外ではジムニーは軽自動車サイズでは売られていないためシエラに近いものとなっていますが、燃費規制の関係で2シーターになっているものなど日本に存在しない使用もあります。
なお、登場が期待・予想されるジムニーの5ドアタイプは登場は確定していないものの仮に登場した場合軽自動車のサイズに収まらないため、ジムニーシエラになるとされています。
「ジムニー」と「ジムニーシエラ」の違い
「ジムニー」と「ジムニーシエラ」の違いを、分かりやすく解説します。
軽自動車の本格オフローダーであるジムニーの登録車版がジムニーシエラと言え、エンジンが660ccから1500ccへ、オーバーフェンダーの装着やフロントバンパーの変更、タイヤの大型化などがシエラには行われています。
室内空間に関してはジムニーとジムニーシエラに関してはほぼ同じで、室内スペースに関する数値は全く同じになっています。
また、最新型においての予防安全装備に関しても同等のものとなっています。
ジムニーシエラは1998年頃のモデルはジムニーワイドと言う名称でしたが立ち位置は同じです。
まとめ
ジムニーとジムニーシエラは軽自動車と登録車という大きな違いがあり、ジムニーシエラはエンジン出力の高さや、タイヤサイズの大型化などで走破性能は高まっていると言えます。
ただし室内サイズに関しては全く同じとなっており、シートも同等です。
価格はジムニーシエラのほうが高くなります。