「ジャングル」と「セルバ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ジャングル」と「セルバ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ジャングル」「セルバ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ジャングル」とは?

「ジャングル」は、熱帯雨林の地域のことで南アメリカやアマゾンが「ジャングル」になります。

そのうえで、「ジャングル」は、植物の成長が以上に速いというのが特徴です。

なぜ、植物の成長が以上に速いのかについては、熱帯林と違い、熱帯雨林のエリアは、雨が良く降り植物自体も蒸し暑さと年間を通して20度以下にならないというエリアでうまく成長できるがゆえ急成長を可能としています。

逆を返せば、年間の温度が20度以下になり、植物の成長が危ぶまれるエリアはたとえ一時的に密林のように林が生い茂り、太陽の光を隠せるほど植物が成長できても「ジャングル」にはなりません。

なぜなら、冬が到来して植物が枯れてしまえば、「ジャングル」はなくなってしまうため、「ジャングル」とは、期間限定で植物が生い茂ることではないのです。


「セルバ」とは?

「セルバ」は、スペイン語で言う密林のことで、林のように植物が生い茂っていることを意味します。

なお、「ジャングル」のように熱帯雨林のエリアや、降水量が少なく蒸し暑いエリアに生い茂っている植物たちも「セルバ」です。

一応、「セルバ」は、生い茂る植物が樹木で光を蔽い隠す程度は生えていないといけないという定義もあります。

「セルバ」は、密林ですので、林の密度が重要で光を遮ることが可能ならば、密林になります。


「ジャングル」と「セルバ」の違い

両者の違いは、英語であるかスペイン語であるかです。

「ジャングル」は英語で、「セルバ」はスペイン語です。

なお、「ジャングル」は、東南アジアの密林を指しますが、「セルバ」は密林であれば、どこでも「セルバ」だという違いもあります。

まとめ

「ジャングル」については、植物が生い茂る場所だという認識でよいでしょう。

そのうえで「ジャングル」は、東南アジアに主に形成されている植物が高く生い茂るエリアだというのがポイントです。

なぜ、植物が高く成長するかについては、植物自体が蒸し暑さと年間の洪水量が割と多いエリアにだんだんと適合していった結果、20度を下回らなければ生きていけるという風に適合したがゆえ、高くそびえるように成長し、太陽の光を受け入れるようになりました。

「セルバ」の場合は、太陽の光を受けるために植物が高く成長しているかどうかについては未知数ですが、高くそびえないと太陽の光を吸収して植物自体の栄養に変換できないため、おそらく、「ジャングル」と同じだと言えます。

なお、「セルバ」は、密林がある場所を指定しておらず、東南アジアのエリアにある密林であるというわけではありません。

よって、日本の九州にも植物が高く生い茂る「ジャングル」のようなエリアがあるため、そのエリアを「セルバ」と呼んでも構わないということです。

「セルバ」は、「ジャングル」という英語をスペイン語にしたものであるという認識でもよいので両者の言葉は、同じだと考える人もいます。