「リフト」と「ケーブルカー」の違いとは?分かりやすく解釈

「リフト」と「ケーブルカー」の違いとは?乗り物

この記事では、「リフト」「ケーブルカー」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「リフト」とは?意味

一度に1人から3人まで乗れる椅子タイプで、山を上り下りする乗り物が「リフト」と言います。

椅子のように腰掛けたら座った状態で山頂を目指して上がっていくとき、山や空の景観を楽しみながら乗れます。

下りるときは下界に広がる街の光景や海の景色を見られるのも魅力的なところです。

屋根や窓はないので、オープンカーに乗っているような気分で風を感じながら下りられます。

静かに1人で乗りながら山頂を目指したいとき最適な「リフト」は、スキー板を足に固定したまま乗れて、山頂に到着すればすぐゲレンデを滑れます。


「ケーブルカー」とは?意味

山の斜面に合わせて、斜めにレールが固定されている上を走る電車と車のいいところを1つにまとめたのが「ケーブルカー」と言います。

傾斜をゆっくり上り下りできるのも、車体が傾斜を安全に走行できるように設計されているためです。

命綱と同じ役目があるロープは切れても車体が少しずれるだけで安全に停止しますし、レールをしっかり挟み、それ以上滑っていかないよう自動ブレーキが作動します。

スキー場では板やスティックを別の場所に固定して乗りますので、山頂に到着したとき足に固定して滑るわけです。


「リフト」と「ケーブルカー」の違い

昭和39年に登場した「リフト」は、1人で乗れるタイプが話題になりました。

その後、二人で乗れるベルトコンベアー式の乗降装置が登場したことで恋人や友達同士で乗れると話題になります。

もう一方の「ケーブルカー」は昭和2年に走行が始まり、多くの人を山の頂上へと運ぶのが目的です。

多ければ一度に130人以上も乗車できますので、家族やグループで何人も会話を楽しみつつ乗れるのも魅力的です。

屋根も窓もあるので風が吹きつけて髪の毛が乱れることもなく、雨が入ってきて濡れません。

まとめ

山の頂上まで楽しく目指せる乗り物を2種類ご紹介しました。

自然と一体となって飛んでいるような感覚で乗れるか、電車に乗ったような気分で窓から外の景色を楽しみながら山頂を目指せるかという違いがあると覚えておくといいでしょう。