この記事では、「りそな銀行」と「埼玉りそな銀行」の違いについて紹介します。
りそな銀行とは?
りそな銀行とは、りそなホールディングスの傘下にある都市銀行です。
大和銀行とあさひ銀行が合併して誕生しました。
大和銀行は野村財閥の中核をなす銀行で、昔は野村銀行と呼ばれていました。
野村銀行の証券部は分社化され、現在は野村證券となっています。
あさひ銀行は、協和銀行と埼玉に基盤を持つ埼玉銀行が合併してできた銀行です。
りそな銀行の本店は、大阪府にあります。
りそな銀行はメガバンクに次ぐ規模を誇っており、りそなグループの中核的な存在です。
「りそな」という名前の由来は、ラテン語の「resona」にあります。
「共鳴せよ、響き渡れ」という意味を持つ言葉です。
埼玉りそな銀行とは?
埼玉りそな銀行もりそなホールディングスの傘下にある都市銀行で、埼玉県に本店があります。
大和銀行とあさひ銀行が合併する際、あさひ銀行の中の埼玉県内の店舗と東京都にある一部の店舗を継承する形で埼玉りそな銀行となりました。
地域密着型の金融に取り組んでいて、埼玉県を中心に独自のサービスを提供しています。
りそな銀行と埼玉りそな銀行の違い
りそな銀行も埼玉りそな銀行もりそなホールディングスの傘下にあり、同じりそなグループの属しています。
ただし、銀行としては全く別の銀行になります。
りそな銀行の本店は大阪府にありますが、埼玉りそな銀行の本店は埼玉県にあります。
埼玉りそな銀行では地域密着型のサービスに力を入れており、埼玉県に住む個人や企業を優遇するサービスなどもあります。
りそな銀行は、全国各地に店舗を構えています。
また、りそな銀行は金融庁から監督を受けますが、埼玉りそな銀行は地方銀行のため関東財務局の監督を受けます。
まとめ
りそな銀行も埼玉りそな銀行も同じりそなグループですが、銀行としては全く別の銀行です。
全国展開している大手銀行がりそな銀行で、埼玉県を中心に地域密着のサービスを提供しているのが埼玉りそな銀行になります。