この記事では、「ランプ」と「モモ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ランプ」とは?
「ランプ」は牛肉の部位の一つで、「腰からお尻にかけての赤身肉」を指す言葉になります。
「モモ」と呼ばれる部位のうち、背中側の腰部に当たる部位を指します。
かつて牛肉のステーキとして食べられていたのは、サーロインとヒレが一般的でしたが、健康志向が広がる中、脂身が少なくヘルシーな赤身肉に注目が集まり、特に美味しい「ランプ」の注目が高まっています。
赤身肉は牛肉の味が濃く、さらに「ランプ」は柔らかさを兼ね備えているため、女性にも人気が高くなっています。
「ランプ」はステーキ肉として食べられることが多いですが、ブラジルのグリル料理「シェラスコ」でも取り扱われています。
また「ローストビーフ」、「牛刺し」としても人気があります。
「モモ」とは?
「モモ」は、牛肉の部位の中で、「後ろ足の付け根の筋肉部分」を指す言葉です。
「モモ」は「内モモ」、「外モモ」、「丸モモ」、「ランイチ」の4つの部位に分けることができます。
この中の「ランイチ」の中に、「ランプ」と、人気の部位「イチボ」が含まれています。
「ランプ」と「モモ」の違い
「ランプ」と「モモ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ランプ」も「モモ」も、牛肉の部位を指す言葉になります。
「モモ」は、「後ろ脚の付け根の筋肉部分」を指す言葉なのに対して、「ランプ」は、さらに、腰からお尻にかけての赤身肉のことを指すという違いがあります。
このように、「モモ」の中に、「ランプ」が含まれていて、背中側にある柔らかい赤身肉のことを「ランプ」と呼ぶことになります。
まとめ
「ランプ」と「モモ」の違いについて見てきました。
「ランプ」と「モモ」も牛肉の部位の名称で、「モモ」の一部が「ランプ」となります。
柔らかい赤身肉という特徴があるのが「ランプ」と覚えておくといいでしょう。